仮面ライダー俳優・松本享恭、映画初主演「闇金ぐれんたい」で新境地を開拓!
2017年11月20日 09:00

[映画.com ニュース]「仮面ライダーエグゼイド」でブレイクを果たした俳優・松本享恭が映画初主演を飾る「闇金ぐれんたい」が、2018年1月20日から公開されることが決定した。
「苦役列車」の脚本や、「つぐない 新宿ゴールデン街の女」「ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助」などのメガホンをとった鬼才・いまおかしんじ監督によるバディムービー。闇金業界を舞台にした非情で救いのない人間模様を描く。東北から上京しながらもやることがなくふらついていた正次は、偶然出会った大輔とともに、ヤクザの傘下に入り違法な利息で金を貸し付ける闇金稼業を営むことに。2人の仕事は順調に進んでいたが、正次がヤクザに勧誘され、大輔の恋人に借金が発覚したことから、不測の事態が巻き起こる。
債務者に容赦なく追い込みをかける正次に扮する松本は、15年に「ウルトラマンX」で俳優デビュー。16年から放送がスタートした「仮面ライダーエグゼイド」では、仮面ライダースナイプ/花家大我を好演して注目を集めた。映画初主演となった本作では、ヒーローから不良へと大きく役を変え、俳優としての新境地に挑戦する。また、正次の相棒となる大輔を細田善彦、ヒロインの舞香を仁科あいが演じるほか、吉岡睦雄、川瀬陽太、諏訪太朗が共演する。
「自分自身もとにかく本気で楽しんだ作品でした」と撮影を振り返る松本。「どんなシーンの中でもそれを感じながら演じてました。見た後に『あいつら何か楽しそうだったな』とか『バカなことを思いっきりやってるな』と少しでも心に残る作品になって貰えたら嬉しいです。本気で楽しんで、生きた正次と大輔の青春を見て下さい!」と思いの丈を述べている。一方、いまおか監督は「松本くんがカッコ良くて背中がゾクゾクした。傑作なので見て下さい」と座長として作品をけん引した松本の芝居に太鼓判を押している。
「闇金ぐれんたい」は、18年1月20日から東京・渋谷ユーロスペースでレイトロードショーされた後、全国順次公開。
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