山田孝之「ひげで目がパッチリしていれば似ていると言われる」世間の風評に愚痴
2017年11月12日 21:30

[映画.com ニュース] 俳優の山田孝之が11月22日、日本語吹き替え版の声優を務めたイギリス・ポーランド合作映画「ゴッホ 最期の手紙」のヒットを記念した舞台挨拶を東京・TOHOシネマズ上野で行った。
同じく山田が声優として参加したアニメ映画「DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団」のFROGMAN監督もゲストとして登壇。2人は事前に、「ゴッホ 最期の手紙」もFROGMANが監督したという設定でトークすることを申し合わせ、FROGMANは「ふだんはあまり動かないアニメを作っているので、動かし続けてやろうと思って作った」ともっともらしいコメントをした。
その言葉通り、実写で撮影された映像を延べ125人の画家がゴッホのタッチで6万2500枚の絵画にして動かすという斬新な作品。かねて作品の存在を知って日本公開を心待ちにしていた山田は、「よく思いつきましたよね。ウニウニして面白い」と感心した。
ゴッホの死の真相を追う青年アルマン役で、アフレコは「絵だけれどもともとは自然な芝居なので、相手のタイミングに合わせなければいけない。気持ち的に落としどころが見つけられなかった」という。司会者から「だんだんアルマンが、山田さんに見えてきた」との指摘があり、客席からも同意の声が上がったが、「それはない。最近は世間的に、ひげを生やして目がパッチリしていれば山田孝之と言われる。一番困るのは、俺に直接『似ているって言われるんですよ』と言っている人」と愚痴った。
FROGMANは「役者としての身体能力が高い。トランプ大統領みたいにというとすぐにトランプ大統領になって最高のパフォーマンスを見せる。素晴らしい」とフォロー気味に絶賛。だが、ゴッホについて聞かれると「あまり知らない」と“自爆”し、当初の設定が崩壊。山田もあっさり「この体(てい)は難しい。やめましょう」と断念した。
そして、見終わったばかりの観客に「展開は頭に入ったと思うので、今度はぜひ字幕版を見て。違う楽しみ方ができると思う」とアピール。さらに、「例の映画もまだ公開していますので、全然違う空気感ですが、そちらもよろしく」と、「DCヒーローズVS鷹の爪団」もしっかりPRしていた。
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