「ゴシップガール」エド・ウェストウィック、性的暴行の疑いで捜査
2017年11月9日 14:45

[映画.com ニュース]ハリウッドの有力者たちによるセクハラや性的暴行が次々と明るみに出るなか、米女優クリスティーナ・コーエンが、米人気ドラマ「ゴシップガール」のチャック役で知られるエド・ウェストウィックから過去に性的暴行を受けたと告発したのを受け、ロサンゼルス市警が正式に捜査を開始した。米Deadlineが報じている。
コーエンは自身のFacebookに約3年前、当時交際していた某映画プロデューサーに連れられウェストウィックの自宅を訪れた際、ウェストウィックにレイプされたとする旨の告発文を投稿。ウェストウィックはその後すぐに、「この女性とは面識すらないですし、これまで女性に暴力をふるったことも、性行為を強要したことも一切ありません」とTwitterを通して全面否定したものの、コーエンが警察に被害届を出したことから、ロサンゼルス市警ハリウッド分署が捜査に踏み切った。
現在、元子役でコーエンの古くからの友人であるブレイズ・リップマンと、コーエンの姉カタリナ・コルゲートが、彼女の主張を裏づけるべく、証人として警察当局の取り調べに応じているという。
先ごろ、子役時代に米大手タレント事務所APAエージェンシーのタイラー・グラシャムによって性的暴行を受けたと告発し、自らニュースを騒がせているリップマン。事件があったとされる翌日、自宅に訪ねてきたコーエンから一部始終を聞かされていたこと、また、コーエンの書き込みでは名前が伏せられていた当時のボーイフレンドが、受賞歴もあるオーストラリア出身のプロデューサー、ケイン・ハーリングだったことを暴露したうえで、「彼女が今まで口をつぐんでいたのは、ケインから、『エドが相手じゃ、君の話など誰にも信じてもらえないだろうし、女優を続けたいなら黙っておくべきだ』って圧力をかけられたからなんだ」と明かした。
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