ノーベル賞詩人の言葉が国民の心を動かす!「ネルーダ」エモーショナルな本編映像公開
2017年11月8日 17:00
[映画.com ニュース] 「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」で知られるパブロ・ラライン監督が1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの詩人パブロ・ネルーダの逃亡生活を描いた「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」の本編映像が、公開された。
詩人でありながら、共産主義の政治家として活動していたネルーダは第2次世界大戦後、チリ政府から追われるようになり、生涯の大半を逃亡生活に費やした。映画は、1948年、逃亡中のネルーダ(ルイス・ニェッコ)の1年間に焦点を当て、代表作である叙事詩「大いなる歌」が生み出された背景を、警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)からの逃亡劇を絡めてサスペンスタッチで描出する。第69回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、第74回ゴールデングローブ賞の映画部門で外国語映画賞にノミネートされた。
映像では、ネルーダが逃亡生活のさなかに書き上げた「大いなる歌」が民衆の心をとらえていくさまが切り取られている。街頭や町のいたるところで、「大いなる歌」に触発された人々が「祖国を血で汚した者に罰を与えよ」「その死をもたらした執行人に罰を与えよ」「犯罪でのし上がった裏切り者に罰を与えよ」「苦しみを命じた者に罰を与えよ」と団結し、決起していく。ネルーダの言葉が貧しい村民や労働者、無実の罪で捕らえられた者たちの心の声を的確にとらえ、国民たちのともし火となっていく姿が描かれており、ネルーダがいまもチリの国民的英雄としてたたえられる理由が推し量られる内容となっている。
「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」は、11月11日から全国公開。
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