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ばかうけの次は柿の種!「ブレードランナー 2049」監督、またも影響を“公認”

2017年11月2日 17:00

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「メッセージ」に続き“いい人”ぶりを披露
「メッセージ」に続き“いい人”ぶりを披露

[映画.com ニュース] SF映画の金字塔として名高い「ブレードランナー」の30年後を描く新作「ブレードランナー 2049」(公開中)を手がけたドゥニ・ビルヌーブ監督が、同作に登場する装置が「柿の種」にインスパイアされていると告白した。

2049年の近未来を舞台に、人造人間“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官“ブレードランナー”のK(ライアン・ゴズリング)と前作の主人公デッカード(ハリソン・フォード)が、謎めいた科学者ウォレス(ジャレッド・レト)の陰謀に迫っていくさまを描く。「メッセージ」「ボーダーライン(2015)」で知られるビルヌーブ監督がメガホンをとり、世界46カ国で初登場第1位を記録している。

メッセージ」日本公開の際には、「作中に登場する宇宙船のデザインはばかうけに影響された」と明かして話題をさらったビルヌーブ監督。このほど公開された映像中で、「『メッセージ』に登場した宇宙船が“ばかうけ”に似ていると話題になりましたが、本作に新たに登場する装置はなんと“柿の種”です! 皆様に発表できるのをとてもうれしく思います」と語っている。

“柿の種”と呼ばれたのは、ウォレスが使う黒い装置のこと。盲目のウォレスが、失った視力をカバーするために使用するものと推察され、映像後半に挿入される本編シーンでは、生まれたばかりのレプリカントの周囲を装置が旋回し、ウォレスがレプリカントの状態を確かめている様子が切り取られている。

もちろん、「メッセージ」の宇宙船を含めて、これらが日本のお菓子に影響されたというのは監督なりの粋なジョーク。ビルヌーブ監督のサービス精神が伝わる映像となっているが、本作の劇中には第1作同様に日本語がいたるところに登場し、和装を想起させる衣装も登場するなど、日本文化の影響が色濃く出た世界観が展開する。

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