山崎賢人&広瀬アリスが一瞬で役になりきる!「氷菓」メイキング映像公開
2017年10月30日 12:00
姉の命令で廃部寸前の古典部に入った、無駄なことには情熱を割かない“省エネ主義”の折木奉太郎(山崎)が、好奇心のかたまりのお嬢様・千反田える(広瀬)と共に、校内で起こる不思議な出来事を解き明かす姿を描く。「劇場版 零 ゼロ」で知られる安里麻里監督が、メガホンをとった。
映像では、奉太郎とえるが初対面を果たすシーンや、小島藤子、岡山天音扮する古典部員を交え、4人が事件の手がかりを探すシーンの舞台裏が明かされる。えるの叔父・関谷純役の本郷奏多が絶叫し、さらにはアクションシーンにも挑むさまも確認でき、映画の見せ場となるシーンがたっぷりと収められている。
撮影前には談笑していた山崎、広瀬、小島、岡山が、監督の「テスト!」の声で役に一瞬にして入り込む姿や、本郷が絶叫するシーンではカメラが360度回転して撮影するなど、普段なかなか立ち入ることができない貴重な撮影現場を“体験”できる内容だ。
撮影中は、キャスト陣の細かいアイデアも積極的に採用され、奉太郎が推理する場面で、部室のテーブルの上のものを全て払いのけ、テーブルの天板を引き剥がす動きは、山崎自らが提案したという。また、広瀬もリハーサル時から安里監督と話し合いを重ねた結果、意志の強い千反田えるというキャラクターを完ぺきに作り上げ、関谷の真相に気づく重要なシーンでは一発OKだったそうだ。
「氷菓」は、11月3日から全国公開。