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スタジオライカの最新作「クボ」は日本舞台、製作陣は敬意「“母国”での上映夢のよう」

2017年10月29日 16:52

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(左から)後藤太郎、ブラッド・シフ、ブラッド・バルド
(左から)後藤太郎、ブラッド・シフ、ブラッド・バルド

[映画.com ニュース]第30回東京国際映画祭の特別招待作品「KUBO クボ 二本の弦の秘密」を製作した米スタジオライカのアニメーション・スーパーバイザーのブラッド・シフ、CFOのブラッド・バルド、日本文化のアドバイザーを務めた後藤太郎氏が10月29日、TOHOシネマズ六本木ヒルズでの上映後にティーチインに臨んだ。

ライカは、「コララインとボタンの魔女」などストップモーションアニメで知られるアニメーションスタジオ。現在は3DCGアニメが全盛だが、バルドは「情熱の一言に尽きる。昔からの技術と新しい技術を組み合わせている。他に比べられるものなどない」と自負した。

古き日本を舞台に、三味線の音色で折り紙に命を与えることのできる少年クボの冒険を描く。シフは撮影で実際に使ったクボのパペットを持参し、「骨格はスチル製で、体にはワイヤが組み込まれていて、人間以上の動きができるんだ。1秒で24コマだから微妙な表情の変化も、こうやっているんだよ」とパーツの取り外しを実践してみせ、観客を喜ばせた。

さらに、「構図などはクロサワ映画にかなりインスピレーションを受けた。殺陣の動きやキャラクターの物腰などは専門家を呼んで作っていった」とこだわりも披露。背景などは、斎藤清の木版画の要素を取り入れたそうで、後藤氏も「きめ細かく表現していて、肉眼では見えないようなところもレーザープリンターで反映させていた。全体の質感にいたるまでのこだわりは、職人意識が継承されていると感心した」と評価した。

舞台となる日本が主要国では最後の公開となり、会場のファンからは不満の声も上がったが、バルドは「最後に最高の場所をとっておいたんだよ。“母国”で上映されるのは夢のようだよ」と笑顔。シフも、「この作品はクボに関わった全員から日本へのラブレターだよ」と話していた。

第30回東京国際映画祭は、11月3日まで開催。「KUBO クボ 二本の弦の秘密」は、11月18日から全国で公開される。

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