ハリウッドのセクハラ騒動を題材にしたドキュメンタリー映画が進行中
2017年10月26日 11:00

[映画.com ニュース]大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラおよび性的暴行の暴露記事がニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて以来、アメリカの映画界は大きな騒動に巻き込まれているが、早くもハリウッドのセクハラ問題を題材にしたドキュメンタリー映画が製作される事になったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
メガホンをとるのは、アメリカの大学キャンパスでの性暴力を題材とした「The Hunting Ground(原題)」を手がけたカービー・ディックとエイミー・ジーリングの監督コンビ。業界内でのセクハラの実態とその隠蔽工作を暴いていくという。
ジーリングによれば、もともとこの題材を映画化しようと考えていたものの、配給会社や出資企業が報復を恐れたため、実現に至らなかったという。だが、「ワインスタインの記事が出たことがきっかけで、目に見えないダムが決壊しました」。
タイトル未定の同作は、Impact Partnersが出資するという。ちなみに、前作「The Hunting Ground(原題)」は、皮肉にもワインスタイン・カンパニー傘下のRadiusが全米配給をしていた。
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