ヘムズワース&ヒドルストン“兄弟”がイチャイチャ?「ソー」最新作メイキング映像
2017年10月19日 12:00

[映画.com ニュース] マーベル・スタジオの人気シリーズの第3弾「マイティ・ソー バトルロイヤル」の特別映像が、公開された。主人公の雷神ソーを演じるクリス・ヘムズワースをはじめとするキャスト・スタッフ陣のインタビュー映像とメイキング映像で構成されている。
強大な力を持つ死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)によって故郷を奪われたソーは、アベンジャーズの仲間として共闘した盟友ハルク(マーク・ラファロ)、宿敵でもある弟ロキ(トム・ヒドルストン)らと型破りのチーム“リベンジャーズ”を結成。ヘラに再び戦いを挑む。テッサ・トンプソン、アンソニー・ホプキンス、イドリス・エルバ、ジェフ・ゴールドブラム、カール・アーバン、浅野忠信、ベネディクト・カンバーバッチら豪華キャストが脇を固める。
ソーは本作で長髪をばっさり切るなどイメージを一新。作品全体のトーンも、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」で注目を浴びたタイカ・ワイティティ監督の手腕により、より明るく笑えるものへと変化を遂げた。ヘムズワースは、「本作ではコメディの要素を増やしたかった。ワイティティ監督ともその点で意見が合ったんだ。完結編らしく、思い切りやろうとね」と語る。「完結編にふさわしい登場人物がそろった。衣装や武器が変わり、新たなキャラも加わって作品もパワーアップしてる」。
ハルクこと科学者ブルース・バナーに扮したラファロは「ソーは(故郷)アスガルドの王位につかず自分を探す旅に出た。本作は、その旅が終わるところから始まる」と冒頭部分を解説。映像中には、ソーが何者かに捕らえられる本編シーンや、ヘムズワースとヒドルストンが「キマってる」「君も」とほめ合うオフショットなどが収められている。
撮影現場でかぶとをかぶり、お茶目な一面を見せているワイティティ監督は「本作が描く北欧神話の“終末”は、新たな世界の始まりだ。古きを壊し、新しきを生み出す。そこが面白い。本作は新たなアプローチで挑んだ。スリリングかつ笑える作品だ。コミカルな場面が満載で、手に汗握る臨場感も満点だ」と手ごたえを語っている。マーベル・スタジオの社長でプロデューサーのケビン・ファイギは「新しいキャラクターと新しい敵と新しいロケーションを使って新たなアドベンチャーを語り、今までとはまったく違う作品にすることを目指した。このフランチャイズのトーンをがらりと変えることで、観客の人々を驚かせたいと心から思っているんだ」と変革に踏み切った理由を語っている。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、11月3日に日米同時公開。
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