米アマゾン・スタジオのトップがセクハラ疑惑で辞任
2017年10月19日 19:00

[映画.com ニュース] セクハラ疑惑の渦中にいるAmazon傘下の映像制作会社アマゾン・スタジオのロイ・プライス社長が辞任したと、ハリウッド・レポーター紙が報じている。
アマゾン・スタジオは、Amazonプライム・ビデオ向けのオリジナル作品を制作するため、2010年に設立。04年からAmazonのビデオ・オン・デマンド・サービスを担当していたプライス氏が社長を務めていた。
同社は、「トランスペアレント」「高い城の男」「ボッシュ」「モーツアルト・イン・ジャングル」など話題作を連発し、最近では「世界にひとつのプレイブック」のデビッド・O・ラッセル監督が制作総指揮を務めるロバート・デ・ニーロ&ジュリアン・ムーア共演のタイトル未定ドラマや、「MAD MEN マッドメン」のクリエイターによる新ドラマ「ザ・ロマノフス(原題)」などをワインスタイン・カンパニーから獲得し、注目を集めていた。
しかし、ワインスタイン・カンパニーの共同設立者ハーベイ・ワインスタインが、長年にわたりセクハラを行っていたとする暴露記事がニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたことをきっかけに、状況が激変。プライス社長自身も、「高い城の男」のプロデューサー、イサ・ハケットに対するセクハラを本人に暴露されたことから、無期限の出勤停止が言い渡されたていた。
その間に、Amazonはワインスタイン・カンパニーとの関係を解消。ラッセル監督のドラマを白紙にする一方で、すでに制作が始まっている新ドラマ「ザ・ロマノフス(原題)」に関してはアマゾン・スタジオが制作費を全額負担することになったという。こうしたなか、プライス社長が辞任を発表。当面は、最高執行責任者を務めるアルバート・チャン氏が社長代理を務めることになるという。
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