ルイス・ブニュエル、幻の傑作「皆殺しの天使」が12月劇場公開
2017年10月19日 16:00
[映画.com ニュース]「アンダルシアの犬」「昼顔」などシュルレアリスム、不条理作品で知られる鬼才、ルイス・ブニュエルのメキシコ時代の傑作「皆殺しの天使」が、日本初公開から36年ぶりに劇場公開されることが決定、このほど予告編が公開された。
晩餐会が催されたブルジョワ邸宅が舞台。20人の男女が宴を楽しみ、夜が更けるが、明け方になっても、誰も帰ろうとしない。次の夜が来ても、誰もが帰らず、客間を出ることができなくなる。使用人も去り、食料も水も底をつく。数日間にわたる幽閉状態が続き、ブルジョワジー達の道徳や倫理が崩壊、突然羊や熊も現れ、事態は異常な展開を見せていく。ブニュエルならではの神話的で寓話的なブラックユーモアが光る傑作だ。1962年カンヌ映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した。
「皆殺しの天使」(www.ivc-tokyo.co.jp/bunuelangel/)は12月からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。公開期間中は、ブニュエルのメキシコ時代最末期の問題作「ビリディアナ」(61)、「砂漠のシモン」(64)を同時上映する。
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