濱名一哉プロデューサーが語る「鋼の錬金術師」映画化の本気度
2017年10月12日 20:45

[映画.com ニュース] 荒川弘氏の人気漫画を曽利文彦監督、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化する「鋼の錬金術師」は、製作発表段階から大きな話題を呼んできた。そして、ついに10月25日に開幕する第30回東京国際映画祭のオープニング作品として上映されると発表。この話題作の陣頭指揮をとるのが、ワーナー・ブラザースの濱名一哉氏だ。撮影真っただ中だった昨夏、今作にどれほどの熱量を注いでいるかを熱量たっぷりに吐露した。
2015年2月に20年以上在席したTBSを退社し、入社したワーナーでは邦画事業部エグゼクティブ・プロデューサーとして辣腕をふるっている。“オールド・ルーキー”と呼ばれているそうだが、実績は十分。過去にプロデュースしてきた作品は、枚挙にいとまがない。そんな中でも、「『鋼の錬金術師』の実写化をぜひとも実現したいと、曽利監督と構想を温めてきた」という。
だが、そんなに簡単な企画ではなかった。「ワーナー・ブラザース本社も実写化を考えた時期もあったのですが、断念したくらいですから、大変ハードルが高かった。だからこそ粘り強く交渉し、我々のクリエイティビティを原作の荒川先生にプレゼンテーションした結果、去年、わたしがワーナーに入社してしばらくしたところで了解が得られました」。
ポストプロダクションも大詰めを迎えるなか、「いまの日本映画の大作の中でも、群を抜いて超大作になっている」と自信のほどをうかがわせる。その超大作の“座長”に指名したのが、山田だ。主人公のエドを決めるに際し、議論を重ねた結果「『やっぱり山田くんが唯一無二じゃないかな』と監督、荒川先生、僕らも確信した。逆に、山田くんが実現しなかったときにはこの企画を諦めるというか、実写化を断念せざるを得ないという気持ちを込めてオファーをしたところ、快諾いただいた。他に候補をあげない背水の陣で臨みましたが、本当に理想の主人公を得られたと思う」。
また、映像のクオリティにも絶対的な自信をのぞかせており、「手前味噌ではなく、これまでに100本近く映画を作ってきましたが、際立つ映像のクオリティです」と断言してみせる。「曽利監督は、あの『タイタニック』にCGスタッフとして参加したり、『ピンポン』という名作を作ったり、大変才能あふれる方。彼自身が、CGという自分の得意分野にあってMAXの技量を発揮しておられる。日本映画もここまできたのかという、まさしくワールドクラスの映像がどんどん出来上がってきています」。
「鋼の錬金術師」は、12月1日から全国で公開。
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