仏女優アンヌ・ビアゼムスキーさん死去 「中国女」ゴダール監督の元妻
2017年10月6日 16:00
[映画.com ニュース]仏女優で小説家のアンヌ・ビアゼムスキーさんが、10月5日(現地時間)乳がんのため死去したと、現地メディアが報じた。70歳だった。
1947年ドイツ生まれ。1964年、18歳でロベール・ブレッソン監督の「バルタザールどこへ行く」で映画デビューを果たす。1967年ジャン=リュック・ゴダール監督作「中国女」で主演を務め、同年ゴダールと結婚。その後、ゴダールの「東風」「万事快調」「ウイークエンド」などに参加。ゴダールとは79年に離婚した。
そのほか、ピエル・パオロ・パゾリーニ、フィリップ・ガレル監督作にも出演。小説家としても活躍し、自伝的小説「彼女のひたむきな12カ月」には、ゴダールとの恋愛関係を赤裸々につづり、話題となった。