天才医師の“完全犯罪”が破綻していく「殺意の誓約」ポスター&予告編
2017年10月5日 16:00
[映画.com ニュース] 特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ(WEC)2017」にラインナップされているアイスランド映画「殺意の誓約」のポスタービジュアルと予告編が、このほどお披露目された。
本作は、アイスランドの興行収入ランキングで初登場から2週連続1位を獲得、年間ランキングでは「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に次ぐ第2位に輝くなど、記録的大ヒットとなった作品。アイスランドアカデミー賞では13部門ノミネートを果たし、主演女優賞ほか全6部門で戴冠している。「ハード・ラッシュ」「2ガンズ」「エベレスト 3D」を手がけたバルタザール・コルマウクル監督がメガホンをとり、製作、脚本、主演も兼任。荘厳な雪景色が印象的な映像美、そして時には目を背けたくなるほどの緊張感に彩られた物語を創出している。
外科医として成功し、美しい妻と幼い娘と仲睦まじく暮らしていたフィンヌルは、大学を中退して、恋人の家に入り浸っていた前妻との娘・アンナのことが唯一の気がかりだった。ある時、アンナの恋人・オッターがドラッグ絡みで金を稼ぎ生活していたことを知ると、2人を引き離そうと画策。警察に薬物所持の事実を密告するが、オッターは証拠不十分で釈放されてしまう。やがて、逆上にして脅迫行為を繰り返すようになったオッターに対し、フィンヌルは医師という立場を利用し、ある計画を実行しようとする。
「天才医師が仕掛けた完全犯罪。全てはうまくいく、はずだった――」というコピーが添えられたポスタービジュアルは、劇中カットに加えて、心電図の波形がデザインされたもの。白衣を着て、注射器を手に持ちながら、こちらに視線を投げかけるフィンヌルの表情が不気味な仕上がりになっている。
予告編は、フィンヌルが横暴なオッターに「娘と別れてくれ。売人だと通報するぞ」と通告する光景など、緊迫感あふれるシーンが連続する。平穏を乱されたフィンヌルは、オッターを襲撃して拉致監禁。「お前は徐々に意識を失い、生きたまま腐り始める」という言葉から恐ろしい計画の一端が判明する。だが、アリバイの矛盾、自身がとった不審な行動から、フィンヌルの“完全犯罪”は徐々に破綻していってしまう。
「殺意の誓約」は、特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2017」内で、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷では10月15日~11月3日、大阪シネ・リーブル梅田では11月7~16日に公開される。
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