佐藤健“写真撮影断りません”宣言!「亜人」初日に呼びかけ「その代わり映画見て」
2017年9月30日 12:50
[映画.com ニュース] 桜井画門氏による人気漫画を実写映画化した「亜人」が9月30日、全国341スクリーンで公開初日を迎え、主演の佐藤健をはじめ共演の綾野剛、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、浜辺美波、メガホンをとった本広克行監督が東京・TOHOシネマズ日劇での舞台挨拶に立った。
死ぬことのない新人類“亜人”だと発覚した研修医・永井圭(佐藤)が、大量虐殺を企てる亜人のテロリスト・佐藤(綾野)と対立し、壮絶な戦いを繰り広げる。「見たことのある映像は1秒もいらない」と、並々ならぬ覚悟で主演を務め上げた佐藤は、約600人の観客に「いち早く見たいと思って来てくれること、すごく嬉しいです」とほほ笑みかけ、「3、4年前に『亜人』の漫画を実写化したいと思った日から、ついにこの日を迎えられて、支えてくれた方々に感謝します」と述べる。綾野も「非常に興奮しています。胸を張って皆さまに、新しいタイプの作品を届けられる」と自信をみなぎらせた。
また見どころシーンを問われると、佐藤は「(綾野演じる)佐藤がチャリに乗りながら熱唱するシーン。秀逸、一番好き」といい、「もう1個は、泉(川栄)と慧理子(浜辺)がカフェで対面しているときの、川栄ちゃんの眉毛。すごい角度のハの字なんです」とアピールした。
続けて千葉は、「綾野さんの肉体が……。絶妙なアングルでドキッとしました」と、綾野が裸体を披露する場面に言及。綾野は全裸で撮影していたそうで、「肌色のトランクスを履いてもよかったんですが、アングルが限定されるのが嫌で、まあいっかって。そうしたら、しっかりケツを撮られていた」と苦笑する。同じく佐藤も裸体を見せることから、川栄は「佐藤さんと綾野さんの裸が1800円で見られるって、安くないですか? 私は10回くらい見たい。素敵でしたよね、バッキバキで」と鼻息荒く話していた。
一方で佐藤は、今作がアトラクション型上映システム「MX4D」「4DX」でも公開されることに触れ、「MX4D版で好きな演出があって、香りの演出」と切り出す。「綾野さんが裸になるシーンの時に、バラの香りがするんです。綾野剛が脱ぎ、劇場がバラの匂いに包まれるのを、見るというか嗅ぎに行ってほしい。最高に好きな演出」とうっとりと語った。
さらに佐藤の口から、「『亜人』公開中、絶対に街で会った人に頼まれたら、写真撮影を断りません」と仰天の宣言も飛び出した。客席は驚きの歓声をあげ、綾野と城田から「知らねえぞ」「本当に大変なことになるよ」と心配されるなか、「いつでも撮ってください。隠し撮りでもいいです。ただし、その代わり絶対に映画『亜人』を見て! 映画の半券を見せてくれたら、良い画質で撮ります」決意は固かった。
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