山崎賢人&吉沢亮&賀来賢人、3ショットに女性ファンもん絶!
2017年9月28日 20:40
[映画.com ニュース] 麻生周一氏の人気ギャグ漫画を実写映画化した「斉木楠雄のΨ難」の完成披露試写会が9月28日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。主演の山崎賢人をはじめ共演の橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、メガホンをとった福田雄一監督が舞台挨拶に登場し、観客約800人からは大歓声が送られた。
超能力を持つ高校生・斉木楠雄(山崎)が、毎年恒例の文化祭を穏便にやり過ごそうとするものの、妄想美女・照橋心美(橋本)ら変人クラスメイトに絡まれ続ける様子をコミカルに描く。本格なコメディに初主演した山崎が「心の中でツッコんでいく役なんですが、皆さんのボケに笑いをこらえるのが大変でした」と述懐すると、福田監督は「ちょっと笑っちゃっているところは、気づくかわからないですが2回くらい使っています。山崎くん、賀来くんが絡む場面では、賀来くんが『笑うまでやるぞ』くらいやっているところがあります」と笑い、「山崎くんは、コメディアンに向いていますよ」と太鼓判を押していた。
さらに福田監督は、観客が掲げる「吉沢亮、ほほ笑み王子」という看板を見つけ、「ほほ笑み王子って言われてるの? 全然笑わねえのに!」と毒づく。当の吉沢は「笑いますよ」と言い、顔の横でピースサインを見せ女性ファンを沸かせた。“厨二病”全開の役どころだったが、「最高でした。今までの役者人生で一番のハマり役だと思っています」と充実の面持ちで、「自分のなかに厨二病がいるんです。芝居していると、動きや発言が降りてくる」と自信をみなぎらせる。ムロと佐藤は「(劇中の吉沢の動きは)福田さんの好む動きだから、演出されているのかと思った。自分発信なんだ!」と目を丸くし、山崎も「マジな顔して走って来るだけで面白くて、笑っちゃった」と振り返っていた。
またムロは、橋本&内田に目を向け「環奈ちゃんと内田さんが、さっき一緒に写真を撮っていた。この2ショット、中学生の男の子とお父さんが親子で『おっふ(劇中人物が照橋にキュンとした際に出る吐息)』ができる! それってすごい!」と熱っぽく話す。「その2ショットを見せたい!」と誘導し、ステージ中央で並び立った橋本と内田が無数のフラッシュを浴びた。
続けてムロは、「女子にはやっぱり、山崎賢人と、おりょう(吉沢)と、ポン太(賀来)」と再度誘導。山崎&吉沢&賀来が肩を並べてキメ顔を作ると、女性ファンで埋め尽くされた客席はこの日一番の歓声をあげた。それだけに飽き足らず、新井&笠原&ムロ&佐藤も4ショットを披露。佐藤は「どの層が『おっふ』するんだよ」と呆れていた。
「斉木楠雄のΨ難」は、10月21日から全国公開。