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“仏文学界のマリリン・モンロー”の生涯描く「ネリー・アルカン」ポスター&予告公開

2017年9月22日 08:00

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「ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で」ポスター画像
「ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で」ポスター画像
(C)FILM NELLY Inc.2016

[映画.com ニュース]2009年に36歳の若さで他界したカナダ・ケベック州出身のベストセラー作家、ネリー・アルカンの生涯を描いた映画「ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で」の予告編と、セクシーなドレスにサングラス姿で会見を行うネリー(マイリーン・マッケイ)の姿を切り取ったポスター画像がお披露目された。

1973年生まれのアルカンは、高級エスコートガールだった自身の過去をモデルに描いた自伝的小説「Putain(原題)」で文壇デビューし、センセーションを巻き起こす。“仏文学界のマリリン・モンロー”とうたわれる存在になるが、09年に自身のアパートで首つり自殺をしていることころを発見され、短い生涯を閉じた。

映画では、そんなアルカンの激動の人生と、エロティックで過激な小説の世界を描く。アルカンの作風である過激さを再現する一方で、その裏側にある愛への渇望や孤独、苦悩といった人間の普遍的な感情を細やかに描き、性と生に翻弄されたひとりの女性としての実像を浮かび上がらせる。一夜限りの濃密な情事を官能的に描いた「ある夜のセックスのこと モントリオール、27時」のアンヌ・エモンがメガホンをとった。

このほど公開された予告編映像では、美貌の小説家として名声を手に入れながら、執筆活動に苦しめられていくネリーの姿を映しだす。本の売れ行きもよく、恋人からもプロポーズされ、順風満帆なように思えたネリーの作家人生だったが、次第に雲行きが怪しくなる。ネリーは、作品のために自らが生み出した分身たちに本当の自分を蝕まれていくような感覚に陥り、次第に精神を崩壊させていく。

今作の公開は、アルカンの人生と作品世界を再発見する「ディスカバー ネリー・アルカン」プロジェクトの一環。同プロジェクトとしてはそのほか、アルカンの処女小説「Putain(原題)」が9月に出版され、松雪泰子小島聖らの出演でアルカンの小説をコラージュした舞台「この熱き私の激情 それは誰も触れることができないほど激しく燃える。あるいは、失われた七つの歌」が11月に上演される。「ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で」は、10月21日から東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。

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