住民1人の人工島で開催“鉄工島フェス”で「鉄男」「人類遺産」など上映
2017年9月20日 20:30

[映画.com ニュース] 東京・大田区の京浜島で9月30日に開催のイベント「鉄工島フェス」で、「鉄男」「人類遺産」「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」が上映される。
京浜島は、羽田空港に隣接する、面積1.03平方キロメートルの鉄工所が集められた小さな人工島で、かつては鉄工所の音や火でにぎわったが、今は廃棄物処理やリサイクルセンターに変わり、現在の住民は1人。「鉄工島フェス」は、そんな状況を逆手に取り、アート・音楽・映画など様々な分野を交差するイベントとして企画された。
映画部門では、これまでの京浜島の歴史と未来を体感できる作品として、「鉄」「島」「働」をテーマにした映画をラインナップ。カルト的人気を誇る塚本晋也監督の代表作、世界70カ所以上の廃墟に潜入したドキュメンタリー、デンマークの現代美術家を追ったドキュメンタリーの3本だ。上映後には、ゲストによるトークイベントが行われる。
フェスの会期は2日間で、両日にわたり、飯島浩二氏らの改造車が公道をキャラバンするアートカー・パレード、京浜島のアートファクトリーBUCKLE KOBOのアーティストらによる作品展示、花坊氏の写真展示などを楽しめる。9月30日は映画上映、防災キャンプ、遠藤一郎氏「未来へ丸」出航パレード、10月1日は石野卓球、七尾旅人ら豪華ゲストによる音楽ライブ、漫画家の根本敬氏が、ピカソの「ゲルニカ」サイズの絵画を描くプロジェクトの関連イベントが行われる予定だ。
前売り券は販売中、クラウドファンディングを9月28日まで受付中だ。イベント、チケット詳細は公式HP(tekkojima.com)で告知している。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
Pontaパス
【「ズートピア2」「アバターF&A」などを“500円”で観られる!】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ