本田翼「興奮しっぱなし」の“ハガレン展”で本郷奏多のコメント力を絶賛
2017年9月14日 17:30

[映画.com ニュース]「ピンポン」の曽利文彦監督がメガホンをとり、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演する実写映画「鋼の錬金術師」の公開を記念して開催される「鋼の錬金術師展」のオープニングセレモニーが9月14日、東京ドームシティで行われ、本田翼、本郷奏多、土田晃之が出席した。ひと足先に展示を堪能した本田が「チケットを交換するところからワクワクします。興奮しっぱなしでしたね」と話すと、本郷は「(原画の)筆づかいのタッチを至近距離で見れて、良い経験になりました」と感想を述べていた。
「鋼の錬金術師展」は、原作者・荒川弘氏の生原稿やカラーイラストが200点以上展示されているだけでなく、まるで錬金術を体験できるような世界観に引き込まれる映像演出、インタラクティブな仕掛けが満載の大規模原画展。アニメ版で主人公・エドを演じた朴ろ美、アル役の釘宮理恵による音声ガイド(有料)も楽しむことができ、入場記念として荒川氏描き下ろしのブックマーカー(7種)の配布、複製原画やポストカード、お菓子といった限定商品の販売も行う。
実写版でヒロインのウィンリィを演じている本田は「原画コーナー」が注目ポイントと明かし「原画のサイズ感、そして荒川先生の歴史を見れます」とアピール。「鋼の錬金術師展」スペシャルサポーターを務める土田は「本当に細部にまで遊び心がありますよね。撮影禁止やトイレの場所を示すマークも見てもらいたい」と興奮気味に語ると「絵は勿論のこと、荒川先生がこんなものを集めるのが趣味なんだということもわかります。その趣味が作品の中で反映されていたり」と“ハガレン”ファンならではの視点で解説していた。
ホムンクルス・エンヴィー役の本郷が「『鋼の錬金術師』はテーマが深い。倫理観に訴えかけてくる描写も多く、大人も楽しめる作品です。漫画ではデフォルメされてライトに感じる部分が、実写になると重く感じることもあるので、是非映画も見てほしい」と持論を交えて“ハガレン”の魅力を語っていると、本田はなぜか土田に耳打ち。やがて話を振られた土田によって「(本田が)本郷さんが喋っている時に、小さい声で『本郷さんって本当にコメント上手なんですよ』と言ってきました(笑)。このイベント中に本田さんが若干反省している」と暴露されていた。
また、この日は「もしも私が錬金術師だったら」というテーマで全国の“ハガレン”ファンから募集したイラストコンクールの結果が発表された。“ハガレン賞”に輝いた作品「成績アップ錬金術師」が披露されると、本田は「(能力を)学生だったら使いたいですよね」とニッコリ。やがて受賞者に対して、荒川氏が「成績アップ錬金術師」を描いたイラストがプレゼントされることがわかると「応募すればよかった!」(本郷)、「描けばよかったー」(本田)と胸中を吐露していた。
「鋼の錬金術師展」は、東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて9月16日~10月29日に開催。その後、大阪南港ATCミュージアムで11月3日~同月30日に開催される。映画「鋼の錬金術師」は、12月1日公開。
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