新木優子×山戸結希監督によるWEBドラマ「わたしのままで」9月5日に配信開始
2017年9月5日 04:00
[映画.com ニュース] 「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」サードシーズンなどの若手注目女優・新木優子がこのほど、カネボウ化粧品のスキンケアシリーズ「suisai」の新イメージキャラクターに起用された。映画「溺れるナイフ」で知られる山戸結希監督が演出を手がけたWEBドラマ「わたしのままで」がYouTube(http://youtube.com/watch?v=DmzPuFoqc5E)で9月5日から配信開始され、新木がスキンケアを通じ「自分を変える小さな一歩」を踏み出す女性会社員を演じている。
映画「あのコの、トリコ。」「悪と仮面のルール」など話題作の公開を控える新木と、「メンズノンノ」専属モデルとしても活躍する俳優・清原翔が同期役で初共演。そして第24回日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞に輝き、「女の子に魔法をかける映画監督」と称される山戸が、多くの女性の共感を呼ぶ物語を紡いだ。
主人公の優子(新木)は、都心のオフィスで働く入社3年目の会社員。自信のなさからOG訪問や会議中に思い切って発言できず、そのことを後悔するなど、日常は曇りがちだ。そんな様子に気づいた同期・武田(清原)は飲み会に誘うが、優子は盛り上がる後輩たちを尻目に、そっと席を立つ。夕飯の食材を買って帰宅し、SNSを見ると楽しそうな飲み会の写真がアップされている。料理する気にもなれず、優子は手を止め、洗面所へ向かう。
suisaiで洗顔し、ゆっくり化粧水をつけていくと、心を洗い流す風が吹くような気がする。潤った肌に手を当てた優子は「わたしのままで生きていくんだ。わたしの肌で生きていくんだ」とつぶやき、再び夕飯作りに取り掛かる。翌日、社内で少しだけ前向きに振る舞えるようになった優子。武田から「会議のとき、手を挙げるか迷ってたでしょ。今からでも、新木の意見聞かせてよ」と語りかけられ、優子はニコッと笑う。
「今回のドラマは、大きな変化があるというよりは、些細な事がきっかけで、日々の積み重ねにより女性が少しずつ変わっていくという作品になっています」と説明する新木は、「コツコツ日々努力することが大切なことなんだよ、というメッセージを、この作品を通して伝えられたらと思っています」と語る。山戸監督は「主人公が1歩、いや0.5歩だけ前に進もうとする気持ちを、細やかな表情で映しています。繊細な変化を表現するというテーマのもと、音、光、演技の、小さな部分を大切にした映像を目指しました」と明かし、撮影前を「新木さんとは、今この地点から、前に進もうとしている人たちを応援する作品に出来ればとお話させていただきました」と振り返っている。
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