佐藤健「亜人」撮影で「首が2センチ縮んだ」!? 綾野剛と超ストイック食事制限も
2017年9月4日 20:05
[映画.com ニュース] 桜井画門氏による人気漫画を実写映画化した「亜人」の完成披露試写会が9月4日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の佐藤健をはじめ共演の綾野剛、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、山田裕貴、浜辺美波、メガホンをとった本広克行監督、主題歌を手がけた「THE ORAL CIGARETTES」が舞台挨拶に出席した。
「good!アフタヌーン」で連載中の同名漫画を、「踊る大捜査線」シリーズなどで知られる本広克行監督が実写化。死ぬことのない新人類“亜人”だと発覚した研修医・永井圭(佐藤)が、テロリストとして大量虐殺を企てる亜人・佐藤(綾野)と対立し、壮絶な戦いに身を投じていく姿を描く。
イベントはTHE ORAL CIGARETTESによるシークレットライブからスタート。演奏の途中で佐藤が会場中央の円形ステージに現れ、ハンドバズーカを連射するというド派手な演出で、観客約4000人を大いに沸かせた。
亜人たちの終わりなきアクションが見どころの今作。佐藤は撮影を「新鮮なことだらけ」と振り返り、「今までのアクション映画で見たことのあるアクションは、1秒もいらないという気持ちでした。死なない者同士の戦いは、一歩間違うと茶番になる可能性がある。亜人だけができる、意味のある戦いをつくることが一番難しかった」と思いを馳せる。綾野は「佐藤健を追い込むのは、なかなか楽しかったですねえ。やっぱり良い顔するんですよ」と不敵に笑い、「信頼関係で成り立っている彼とだから、あそこまでのアクションをやり抜けたと自負しています。“リセット”を盛り込んだ頭脳アクションバトル、新感覚のアクション映画になっていることは間違いありません」と自信をみなぎらせた。
撮影を経て体にも変化が起きたそうで、佐藤が「(自身は)やられる側の芝居が多かったので、高いところから落ちたり、痛いことが多かった。撮影が終わったら、2センチくらい首が縮んでいました。だから剛に引っ張ってもらった」と告白すると、場内からは驚きの声。さらに佐藤と綾野は超ストイックな食事制限を行い、肉体改造も欠かさなかったといい、綾野が「食事制限をしながら、2人でほぼ同じメニューを、ほぼ毎日食べていました。『亜人』の前の作品でも体を作っていたので、それを含めると4カ月くらい。(筋肉で)脇、閉まらなかったですから」と語れば、佐藤も「食事制限大変でしたね。普段から白米が大好きなので、それを食べられない生活は苦しかった」と述べていた。
「亜人」は9月30日から全国で公開。
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