「DA PUMP」ISSA、中条きよしの“棒読み演技”称賛に困惑「褒めてます?」
2017年8月31日 20:46

[映画.com ニュース]結成20周年を迎えたダンスボーカルユニット「DA PUMP」のリーダー・ISSAが主演する映画「ブレイブX(テン) 極道十勇士」の舞台挨拶付上映会が8月31日、東京・渋谷ユーロライブで行われ、ISSAのほか、共演の木村祐一、新藤栄作、岡元あつこ、片山陽加、大石吾朗、三浦浩一、中条きよし、金澤克次監督が出席した。
本作は、戦国の猛将・真田幸村と10人の家臣の物語「真田十勇士」をモチーフにした任侠映画。長野を拠点とする幸田組が、勢力拡大を目論む関東裏社会の首領に抵抗するが、やがて力の差を見せつけられて敗北。程なくして幸田組は解散の憂き目に遭い、居場所を失った組員たちは、カタギとして生きてきた組長の次男・真一(ISSA)を頼ることになる。ヤクザの勢力争いなどには全く興味のない真一だったが、やがて“守りたいもの”のため、10人の仲間を引き連れて、死闘に身を投じる。
「全くやったことのない役柄」と告白したISSAは「今年の正月、桂ざこば師匠とオーストラリアに行った時、現地で中条さんとお会いさせていただき『こういう役をやってみないか』とお声をかけていただきました」とオファーの経緯を明かした。「貰った台本では想像がつかないこともあったので、現場でどんどんと役を固めていきました」と語ると、中条ら大御所との共演は「カメラが回った瞬間の変化がすごくて。飲み込まれそうになりながら、なんとか必死に食らいついていくことができたのではないかと思います」と振り返っていた。
劇中ではISSAと対峙する役どころの中条は「(ISSAの芝居は)ストレートで良い雰囲気」だと感じたそうだ。やがて「非常にナチュラルな演技」と分析しながらも、続けて「棒読みのところもありましたけど」と暴露。「芝居をあんまりしようと意識してしまうと、クサくなるのでいけないんです。そのちょっと棒読みの部分が、かえってすごい新鮮だったんですよ」と補足すると、ISSAは「僕は今褒められてるんですよね?」と困惑の表情を浮かべ、場内の笑いを誘っていた。
一方、真一の父・昌己を演じた三浦が「俺の子どもにしては二枚目で綺麗な顔してて」と語ると、ISSAは「実の息子、二枚目じゃないですか(笑)」とツッコみ。その言葉を受けて「それはこっちに置いておいて」と照れくさそうに笑った三浦は「(ISSAは)どこかで転機を求めていた気がする。今までのISSAだったら、こういう役はやらなかったと思います。だけど、それを思いっきりやってみたことは、プラスなはず。これからの歌手であり、役者である人生において、この作品が良いきっかけになれば」とエールを送っていた。
なお「ブレイブX(テン) 極道十勇士」のDVDは、11月3日に発売され、11月25日からレンタルが開始される。
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