ポール・グリーングラス監督がノルウェー連続テロ事件を映画化 Netflixが製作
2017年8月28日 13:00

[映画.com ニュース] 「ユナイテッド93」「ボーン・アルティメイタム」「キャプテン・フィリップス」のポール・グリーングラス監督が、77人の犠牲者を出して世界に衝撃を与えたノルウェー連続テロ事件を映画化することがわかった。
米Deadlineによれば、グリーングラス監督が自ら脚本を執筆した作品で、各社争奪戦の末にNetflixが製作権を獲得。スコット・ルーディンがプロデュースする。
ノルウェーで第2次世界大戦以降、最悪の惨事となったこの連続テロ事件は、2011年7月22日、極右思想のキリスト教原理主義者アンネシュ・ベーリング・ブレイビクが、オスロ政府庁舎の外で化学肥料の爆弾を爆発させ8人を殺害。その後、警官に扮装したブレイビクはフェリーでウトヤ島に渡り、ノルウェー労働党のユースキャンプに参加していたティーンエイジャーたちに向かって銃を乱射し、69人を殺害した。ノルウェーには死刑制度はなく、逮捕されたブレイビクは最高刑にあたる禁錮21年の有罪判決を受け現在服役中だ。
グリーングラス監督は次回作として、「ボーン」シリーズのマット・デイモンと再タッグを組み、映画「アンタッチャブル」(1987)の主人公として知られる実在の捜査官エリオット・ネスを描く新作「ネス(原題)」に取りかかると見られていたが、この作品は後回しになるようだ。
ノルウェー連続テロ事件の映画は製作費2000万ドルで、ノルウェーで撮影される。現地の俳優たちをキャスティングし、今秋クランクインの予定。
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