ジョニー・デップの制作会社がゲーム「The Secret World」をテレビドラマ化
2017年8月27日 11:00
[映画.com ニュース] ジョニー・デップの制作会社Infinitum Nihilが人気ゲーム「The Secret World」をテレビドラマ化することになったと、Deadlineが報じた。
「The Secret World」は、2012年に発表された大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)。プレイヤーは、「テンプラー」「イルミナティ」「ドラゴン」という3つの秘密組織のいずれかに所属し、現代社会を舞台に超常現象と闘うというストーリーだ。
ノルウェーのゲームメーカーFuncomが開発した同ゲームは、17年には「Secret World Legends」として発売されている。12年から映像化権を持つG4C Innovationはこのほど、Infinitum Nihilと共同でテレビドラマ化に着手することで合意。「CSI:ニューヨーク」や「CSI:サイバー」で企画・制作総指揮を務めたパム・ビーシーがショーランナーとして脚本家チームを率いることになり、「フック」「ドラキュラ」の脚本家ジェームズ・V・ハートがパイロット版の脚本を執筆中だという。
アメリカではテレビドラマの本数が急増するなか、知名度の高いゲームのドラマ化にも注目が集まっており、米Huluはパズルアドベンチャーゲームの「MYST」をドラマ化すべく発注したばかり。パラマウント・テレビジョンは、制作会社アノニマス・コンテントと共同で「バトルフィールド」のドラマ化を進めている。