國村隼、安藤政信、門脇麦ら出演 ベルギー女性監督が描く「KOKORO」11月公開決定
2017年8月26日 11:00

[映画.com ニュース] フランスの女優イザベル・カレと、國村隼、安藤政信、門脇麦ら日本の実力派俳優が共演したベルギー、フランス、カナダの3カ国合作映画「KOKORO」が、11月4日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開されることが決まった。
ベルギーの女性監督バンニャ・ダルカンタラが、日本のある小さな村を舞台に、心に深い傷を負った人々が再生していくさまを描いた人間ドラマ。夫と2人の子どもとともにフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟のナタンがやってくる。ナタンは、旅先の日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語っていたが、数日後、突然この世を去ってしまう。最愛の弟を亡くしたアリスは、弟を変えた人々に出会うため、ひとり日本を訪れ、自殺の名所として知られる崖のある海辺の村に行き着く。そこでアリスは、自殺のために村を訪れる人に寄り添い、自殺を思いとどまらせている元警察官のダイスケらと出会い、村の人々との交流によって心に静かな変化が生じていく。
主人公アリスをカレが演じるほか、ダイスケ役に扮した國村が、国内外の注目を集めた韓国映画「哭声 コクソン」に続き、海外作品で存在感を発揮。安藤はアリスが出会う地元住人のジロウ、門脇は好奇心旺盛な女子高生のヒロミを演じる。
監督・脚本を手がけたダルカンタラは、自身の祖母の体験に基づき第2次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた「荒野の彼方へ」が、ロカルノ国際映画祭などに出品され、日本のSKIP国際Dシネマ映画祭2011で監督賞を受賞。「KOKORO」は、同作に続く長編監督2作目となる。
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