【国内映画ランキング】「HiGH&LOW THE MOVIE 2」首位奪取!「打ち上げ花火」は3位発進
2017年8月22日 12:00

[映画.com ニュース] 8月19~20日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。お盆休み明けの週末、「EXILE TRIBE」がドラマや映画、ライブ、音楽など様々なメディアと連動して展開するエンタテインメントプロジェクトの長編劇場版第3弾「HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY」が初登場で首位を獲得。首位デビューはシリーズで初めてとなる。
全国314スクリーンで公開され、オープニング2日間で観客動員26万6064人、興行収入3億5146万8600円を稼ぎ出した。この数字は、昨年7月に公開され最終興収21.1億円をあげた第1弾「HiGH&LOW THE MOVIE」の興収比73.4%、同じ10月に公開され最終興収11.8億円をあげた第2弾「HiGH&LOW THE RED RAIN」の興収比117.9%となっている。先行上映分を含めると累計興収は4億1231万3400円を記録しており、最終興収20億円が期待できる好スタートを切っている。
これにより、4週連続首位だった「怪盗グルーのミニオン大脱走」は2位に後退したが、週末2日間では動員22万7185人、興収2億7681万4200円をあげ、引き続き好調をキープ。最終興収52.1億円をあげた「ミニオンズ」(15)を超え、公開5週目にして累計動員は474万人、興収は55億円を突破した。この結果、本作は国内興行で歴代イルミネーション作品史上No.1の座に躍り出、70億円も視野に入ってきた。
3位には、岩井俊二監督の名作テレビドラマを「モテキ」の大根仁脚本、「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之総監督でアニメ映画化した「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が初登場。8月18日から全国301スクリーンで公開され、土日2日間で動員22万人、興収2億9500万円を記録し、3日間では興収4億6000万円を超えた。10代の若者や女性を中心に、上は50代まで幅広く動員しており、まずは興収15億円以上が見込める出足となっている。
前週2位スタートを切った「スパイダーマン ホームカミング」は4位で累計興収は18億円、5位の「君の膵臓をたべたい」は21億円をそれぞれ突破。28億円を超えた「メアリと魔女の花」は9位をキープして粘り強い夏休み興行を展開している。
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