中村悠一、坂本真綾、小山力也！「新感染」声優一挙発表＆吹き替え版予告も公開

2017年8月18日 17:00

［映画.com ニュース］　米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で95％（8月16日時点）の高評価を記録し、ハリウッドリメイクも決定したサバイバルアクション「新感染　ファイナル・エクスプレス」の日本語吹き替え版のボイスキャストが発表された。中村悠一、坂本真綾、小山力也、前野智昭、喜多村英梨、内田直哉といった実力派声優陣が個性的なキャラクターに息を吹き込む。発表にあわせて、日本語吹き替え版の予告編も公開された。

韓国国内で、謎の感染爆発が発生。凶暴化した感染者の1人がソウル発プサン行きの高速鉄道「KTX」の車内に乗り込んだことから、1人また1人と感染者が増大し、車内は地獄絵図と化していく。そんななか、妻のもとへ向かう夫と幼い娘、出産間近の夫妻、高校生カップルといった乗客たちは、時速300キロで走行する密室の中で決死の戦いに身を投じる。

キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース（クリス・エバンス）役で知られる中村は、主人公のファンドマネージャー、ソグ（コン・ユ）に扮する。ナタリー・ポートマンの吹き替え声優も務める坂本は、妊婦のソンギョン（チョン・ユミ）、「24 TWENTY FOUR」シリーズの主人公ジャック・バウアー（キーファー・サザーランド）役で人気を博す小山は、ソンギョンの夫サンファ（マ・ドンソク）に扮する。

「KING OF PRISM」シリーズの前野智昭は、野球部の高校生ヨングク（チェ・ウシク）、「魔法少女まどか☆マギカ」の喜多村英梨がその恋人ジニ（アン・ソヒ）、ウッディ・ハレルソンほか多数の吹き替えを担当する内田直哉が、生き残るためには手段を選ばないヨンソク（キム・ウィソン）にそれぞれ扮する。そのほか、家中宏（乗務員役）、宮内敦士（ホームレス役）、川澄綾子（感染者の女役）、飛田展男（運転手役）が参加する。

ボイスキャストはそれぞれ「恐怖の中で成長していく主人公や人間ドラマを楽しんでほしいです」（中村）、「集団の中では、恐怖や偏見や怒り、あらゆるものが一瞬で感染して、蔓延（まんえん）してしまう。結局人間が1番怖い！」（坂本）、「グワッとエグくて、ズドンと強烈で、カアッと熱くて、ウルルッと感動する！そしてビビっと衝撃を受ける！そんな映画に、貴方（あなた）も感染してみませんかあっ！」（小山）、「衝撃の展開の連続で結末が予想できません。最後までハラハラドキドキを味わっていただけると思います」（前野）、「長編での劇場吹き替えも初挑戦でこんなに濃厚な役柄を演じられて素晴らしい経験をさせていただきまして、本当にありがとうございます！」（喜多村）、「とにかく怖い！人間の性（サガ）、自分が吹き替えて言うのも何だが何てヤナヤツだ！　だが1番人間らしいかも（笑）」（内田）と語っている。

「新感染　ファイナル・エクスプレス」は、9月1日から全国公開。