鬼才ホドロフスキーの最新作「エンドレス・ポエトリー」ティザービジュアル公開
2017年8月17日 10:00
[映画.com ニュース] 世界に潜むマジック・リアリズムを追い求め続ける88歳の鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の待望の最新作「エンドレス・ポエトリー」のティザービジュアルが公開された。
鬼才の故郷、チリのトコピージャから首都サンティアゴへ舞台を移し、父親との軋轢や自身の葛藤を抱えた若きホドロフスキーが初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われていた檻から解放され詩人としての自己を確立する姿を描く。
フランス、チリ、日本の共同製作で、新作を望む世界中のファン約1万人からクラウドファンディングで資金の多くを集めて製作された。撮影監督は「恋する惑星」(94年/ウォン・カーウァイ監督)など、手持ちカメラを使った独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。自身の青年時代を虚実入り交じった手法で瑞々しく描き、「生きること」を全肯定する青春映画の傑作だ。
「エンドレス・ポエトリー」(http://www.uplink.co.jp/endless/)は、11月18日から新宿シネマカリテ、 ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開。