トム・クルーズ骨折で「ミッション:インポッシブル6」撮影4カ月中断
2017年8月17日 09:00
[映画.com ニュース] 米俳優トム・クルーズが、主演最新作「ミッション:インポッシブル6(仮題)」のスタント中の事故で、足首の骨2本を骨折したことがわかった。英サン紙は、ケガの影響で撮影が4カ月中断されると報じている。
英ロンドンで撮影中だったクルーズは、ビルの屋上から隣のビルに飛び移るスタントを敢行。しかし、飛距離が足らず建物の側壁に腹部を打ちつける様子がパパラッチされている。事故直後、足を引きずる姿が目撃されていたが、レントゲン検査の結果、骨折が判明したという。クルーズは、治療のためにアメリカに帰国する見込みだ。
サン紙によれば、関係者は「ケガは最初に恐れていたよりも重傷だった。完治に数カ月かかる」と明かし、「トムは映画で一番の大スターで、すべてが彼を中心にして動いている。上層部は撮影を延期するほか選択肢はない」と話しているという。製作を務める米パラマウント・ピクチャーズからの正式発表はないが、延期されれば公開時期にも影響が出るのは確実。現在予定されている2018年夏の全米公開から、同年クリスマスシーズンへの延期が現実的といえる。
「ミッション:インポッシブル6(仮題)」には、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、ビング・レイムスが続投するほか、ヘンリー・カビル、バネッサ・カービー、アンジェラ・バセットらが出演。前作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」のクリストファー・マッカリー監督が、引き続き脚本・監督を務める。