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ディカプリオ「ライトスタッフ」をナショジオでドラマ化

2017年8月7日 10:00

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宇宙開発をめぐる計画をシリーズごとに描く
宇宙開発をめぐる計画をシリーズごとに描く
Photo by Mike Windle/Getty Images

[映画.com ニュース] 米俳優レオナルド・ディカプリオが、ベストセラー書籍「ライトスタッフ」をナショナル・ジオグラフィックでドラマシリーズ化すべく、自身の製作会社アッピアン・ウェイを通して企画を進めていることがわかった。

トム・ウルフ氏による原作は、アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」の飛行士に選ばれた7人の男たちの友情や苦悩と、宇宙計画の礎を築いた米軍テストパイロットたちの生き様をルポタージュ形式で対照的に描いたノンフィクション。1983年にフィリップ・カウフマン監督・脚本で映画化され、大ヒットを記録した。

米Deadlineによれば、ウルフの原作本をベースにした今回のドラマ版は、各シーズンごとに具体的な1つの計画や任務が描かれるという。冷戦真っ只中の1958年、カリフォルニア州モハーベ砂漠で「世界最速のパイロット」の座を競う命知らずのテストパイロットたちに焦点を当てたシーズン1に始まり、アメリカと旧ソ連間で激化していく宇宙計画をめぐる競争、マーキュリー計画の立ち上げからアポロ11号の月面着陸に至るまでを、シーズンごとに追っていくという構成のようだ。

ディカプリオとジェニファー・デイビソン・キローランがアッピアン・ウェイを通して制作総指揮を務める他、ビデオゲーム「コール オブ デューティ」シリーズの脚本家として知られるウィル・ステイプルズが脚本と制作総指揮を兼ねることが決まっている。

ちなみに、アッピアン・ウェイがナショジオとタッグを組むのは、ディカプリオ主演・製作の環境ドキュメンタリー映画「地球が壊れる前に」に続き2度目。同作は、全世界で3000万人という、ドキュメンタリー映画としては史上最高の視聴者数を記録した。


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