新喜劇座長就任予定の酒井藍「ボン・ボヤージュ」を元警察目線で切る!
2017年7月24日 20:00

[映画.com ニュース] 英語リメイクが決定したフランスのヒットコメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」を手がけたニコラ・ブナム監督の最新作「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」(公開中)のヒット祈願イベントが7月21日、大阪・住吉大社で行われ、吉本新喜劇初の女性座長に就任予定のお笑いタレント・酒井藍が参加した。
「アーティスト」のプロデューサーを務めたトマ・ラングマンが製作を務め、「グランド・イリュージョン」で知られるジョゼ・ガルシアや「美女と野獣(2014)」のアンドレ・デュソリエが出演したコメディ。整形外科医の父トム(ガルシア)、妊娠中の母ジュリア(カロリーヌ・ビニョ)と2人の子どもたち、祖父ベン(デュソリエ)は最新人工知能を搭載した新車メデューサでバカンスに出かけることに。だが、出発早々にブレーキが故障してしまい、車は時速160キロで暴走する。
酒井は「自分も車に乗っているかのように感情移入できる、すごくハラハラドキドキの映画でした。この映画に出てくる人は全員おいしいところがあって、私もこういう新喜劇を作りたいなと思いました」と映画に刺激を受けた様子。だが「わたし、奈良県警の交通課で働いていたもんで、高速道路を160キロで暴走する、しかもドア取れたり(する)。警察側の目線で見させてもらったので、私は“はよ捕まえてくれ! 捕まえてくれたらこっちで(反則)切符を処理するので”っていう気持ちで見てしまいました(笑)」と自身の経験を基にしたトークで会場を笑いに包んだ。
“もし劇中の家族が捕まったら?”と問われた酒井は、警察経験者の目線で「お母さん(ジュリア)が妊娠しているので、とりあえずお母さんは病院で安静にね。子どもたちは夏休みやし、お父さんのそういう(捕まる)ところを見せたくないので、子どもたちもお母さんと一緒に病院にね。お父さんだけは来てもらって警察官に切符切ってもらって、免許取り消しですよね(笑)。私が隣で“再度取ってもらう場合”の説明の書類を持って待ってます。(車がぶつかって)ドアが取れてしまったり、もあるので器物破損的なことも含めて、ちょっと重い罪になると思います」と語っていた。
新喜劇についても話が及び、「先輩の座長たちにも言われるんですけど、(映画のタイトル)“大暴走”といえばチャーリー浜さんなんですね。本当に私が1番若い座長なんですが、(舞台で)チャーリー師匠のセリフ2行くらいやったのに、7分くらい舞台におるなとか、私がうまいことチャーリー師匠を使いこなせるのか? その大暴走をうまいこと止められるのか、という心配がありますね」と7月26日の座長就任を前に胸の内を吐露していた。
フォトギャラリー
関連ニュース
ロシアに突如現れた次世代のクィア・アーティスト、ジェナ・マービンを追ったドキュメンタリー映画「クイーンダム 誕生」26年1月30日公開
2025年11月6日 12:00
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ