90秒で約20人を瞬殺!「ジョン・ウィック」スピード感あふれる本編映像公開
2017年7月7日 18:30
[映画.com ニュース] キアヌ・リーブスが主演を務めたヒット作の続編「ジョン・ウィック チャプター2」(公開中)の本編映像が、公開された。イタリア・ローマの世界遺産、カラカラ浴場を舞台に、主人公のジョン(リーブス)が銃と柔術を組み合わせた“ガン・フー”を繰り出すシーンを切り取っている。
前作「ジョン・ウィック」の5日後が舞台。今度はマフィアに家を破壊されて7億円の懸賞金をかけられた殺し屋ジョン・ウィック(リーブス)がイタリア・ローマに飛び、世界中の殺し屋と死闘を繰り広げる。「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーン、「バイオハザード ザ・ファイナル」のルビー・ローズらが新たに出演する。
今回公開された映像では、約90秒の間に約20人もの敵を殺害しており、前作から大きく飛躍を遂げたジョンの暗殺スキルが切り取られている。マフィアの構成員に追われるジョンは、会場で行われていたライブコンサートに乱入し、モッシュの中で銃撃戦を繰り広げ、迷宮のような遺跡内で群がる敵を瞬殺していく。相手の頭をつかんで近距離で銃を発射して確実に仕留め、突っ込んできた相手に投げ技を決めつつ、体の回転を利用して他の敵を撃ち殺すなど、本シリーズならではのスピード感あふれるアクションが詰まった映像となる。リーブスは本作撮影のために実弾3万発以上を撃ってトレーニングを積んだという。
チャド・スタエルスキ監督は「『撃ちましたよ』『殺されましたよ』といった流れを1フレームの中に収めたかったんだ。1カットで収められるアクションといえば、つかみ技がある。そこで柔道や柔術、合気道といった素手での戦いというアイデアが出てきたので、ロングテイクで収めるためにこうしたアクションを応用しようという発想に至ったのさ」とガン・フーの誕生秘話を明かしている。