「ザ・マミー」のミイラを女性にした理由は?監督の解説映像公開
2017年7月7日 14:00
[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演で、往年のホラー映画「ミイラ再生」をリブートする超大作「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のメガホンをとったアレックス・カーツマン監督のインタビュー映像が、公開された。
ユニバーサル・ピクチャーズが往年のモンスター映画を連続リメイクする「ダーク・ユニバース」の第1弾。米軍関係者のニック(クルーズ)は、大罪を犯して5000年もの間棺(ひつぎ)に封印されていた古代エジプトの王女アマネット(ソフィア・ブテラ)を目覚めさせてしまったことから、アマネットに見初められ、追われることになる。世界興行収入は3億5000万ドルを突破(7月5日時点)した。
カーツマン監督は、「トランスフォーマー リベンジ」の脚本や、「スター・トレック」シリーズの製作・脚本を手掛けてきた人物。ミイラを女性にした理由について「女性にしようと決めた瞬間に、可能性が大きく広がりストーリーが新鮮に感じられた。それによって、時代を超えた疑問が生じ、ミイラに新しい背景ができた。どんな映画でも、悪役に面白い背景を持たせるのが難しい。だが今回は、レゴがはまるようにすぐにしっくりきたんだ」と明かし「“前代未聞だ”と言われて、“だからいいんだ”と返すと周囲もすぐに賛同した。最初の賛同者がトム(・クルーズ)だよ」とクルーズの後押しが大きかったと語っている。
アマネット役については「ソフィア(・ブテラ)しか考えられなかった。ミイラ役がよくなければ、たとえトムがいてもこの映画は成立しない。“君抜きでは映画が成立しない”と必死に説得したよ。彼女を念頭に置いてミイラのスケッチをしていたんだ」、ニック役については「彼は常に間違った選択をするけど、どこか憎めない。それはトムの人間性のおかげだ。演じられるものではない。だから僕は映画ファンとして、トムの作品が好きなんだ。ヒーローではない普通の人を、愉快に共感しやすく演じているからだ」と両キャラクターを演じたブテラ、クルーズに信頼を寄せる。
物語のカギを握る秘密組織“プロディジウム”のリーダー・ジキル博士に扮したラッセル・クロウについては「ラッセル(・クロウ)はジキルに明るさと風変わりな魅力をもたらした。少し意外だが、ユーモアもね。楽しみながら演じていたよ。役者が楽しめているなら、観客も楽しめる。彼の楽しむ姿を見られるなんて最高さ」と語り、「僕が監督する現場にトムとラッセルという映画史上最高の俳優2人がいる。彼らの演技を見守ることが僕の仕事だったよ」と振り返っている。
「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」は、7月28日から全国公開。
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