「あの花」「ここさけ」脚本家の岡田麿里、初監督のアニメ映画が18年2月公開決定
2017年7月6日 12:00

[映画.com ニュース] 人気脚本家の岡田麿里が初監督を務めるアニメーション映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」が、2018年2月24日に公開されることがわかった。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」をはじめ、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「花咲くいろは」「黒執事」など数多の人気アニメの脚本を手がけ、近年は「暗黒女子」「先生!」など実写映画へも活躍の場を広げている岡田が、アニメーション映画で監督デビューを果たす。
自ら脚本も手がけた「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、「花咲くいろは」でも岡田と組んだP.A.WORKSがアニメーション制作を担当。きっかけは、同社の代表取締役を務めるプロデューサーの堀川憲司氏が言った「岡田さんの100%をさらけだした作品を、いつか見てみたい」という一言だったという。
その言葉を真に受けた岡田は、「作品で自分をさらけだすって、どういうことだろう?」と熟考した末、「アニメーション制作という多くの人がかかわる共同作業の世界で、堀川社長の言葉を実現しようとするなら、すべてのセクションに最初から最後まで関わるしかない」という結論に達し、「堀川社長に、監督をやらせてほしいとお願いしました」と、自ら監督することを申し出た。
そうして初監督に挑むことになった岡田は、「この『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります。それらを乗り越えられるのは、作品に参加してくれるスタッフのおかげです」と重圧を感じながらも製作に励み、「まだ制作過程ではありますが、素晴らしいスタッフの力で、ちっぽけな私の100%などゆうに飛び越えた作品になると確信しています」と、出来栄えにも自信をのぞかせている。
一方、堀川氏も「監督という提案には驚きましたが、言葉を絞り出す岡田さんからは覚悟が伺えました。劇場作品であることを条件にOKしました」と述懐。「キャストが決まった頃、脚本の読み合わせをしました。大きな手応えを感じるものでした。その日の僕の備忘録には、『この作品を与えてくれてありがとう。監督に感謝の気持ちが湧いてきた』と書かれています」と手ごたえを感じている様子で、「ストーリーの底に流れる、岡田監督自身も意識していないであろう“らしさ”を、何度も見て感じたいと思います」と話している。
あわせてティザービジュアルと特報映像(https://youtu.be/6DA6_VYfOyw)も公開。ビジュアルは、草原を走る2人の人物の向こうに大きな空が広がる、壮大な世界を感じさせるもので、特報は、愁いを帯びた瞳で何かを見つめている少女に続いて、旗を織る手や石畳の街並み、大きな手が小さな手を取り合うシーンなど、約30秒間の映像の中に数々のイメージがテンポよくつなげられている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー