勝地涼&広瀬アリス「パワーレンジャー」に感じた挑戦心「戦隊ものの概念を覆された」
2017年7月6日 09:00

[映画.com ニュース] 日本の特撮「スーパー戦隊」シリーズの英語版ドラマを映画化した「パワーレンジャー」の日本語吹き替え版で声優を務めた勝地涼と広瀬アリスが映画.comのインタビューに応じ、アフレコの舞台裏や作品の魅力を語った。
不思議なコインを手にしたことで超人的なパワーを得た5人の高校生が、世界を滅ぼそうとする悪の戦士に戦いを挑むさまを、迫力のスケールで描く。勝地がレッドレンジャーとなるジェイソン(デイカー・モンゴメリー)、広瀬がピンクレンジャーとなるキンバリー(ナオミ・スコット)を演じるほか、杉田智和、水樹奈々、鈴木達央といった人気声優陣がブルー、イエロー、ブラックといったレンジャーにそれぞれ扮する。加えて、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太が5人をサポートするロボット・アルファ5、古田新太が元レッドレンジャーのゾードン(ブライアン・クランストン)を演じる。

総製作費約120億円を投じた圧巻の映像表現が話題を呼んでいるが、勝地は「基地のシーンには圧倒されました。“どこで撮影しているの?”って。どこまでがCGなのかもわからない。冒頭の、ジェイソンが牛を置いて逃げる際のアクションのカメラワークも面白いですし。スーツ1つにしてもすごかった」と興奮気味に話す。中でも、「(レンジャーが操る大型戦闘マシン)ゾードが横一列で走っていくときに主題歌の『GO GO POWER RANGERS THEME』が流れるんですが、あれを聞いたときに“よく見ていたやつだ!”と一気に懐かしい気持ちになりました。たまらないですよね!」と見る者を童心に返らせてくれる演出に心打たれたという。
対する広瀬は、「予告だけで“おおっ”って思いましたよ。私たちがこれまでに感じていた戦隊ものの概念を覆された。格好よく思えたし素直に面白くて、誰しもが1度は“これ好きだな”って思ったものが詰まっていたと思います。1つひとつのアクションが派手なので、見ているだけで(ワクワクした気持ちが)沸いてきました」と振り返る。3月には勝地と共にワールドプレミアに参加し「映画が始まったら、みんなが『フゥーッ!』って手をたたくんです。本当にファンが多いんだなと思った」とシリーズが歩んできた歴史を肌で感じたという。
現地の盛り上がりを目の当たりにしただけに、声を吹き込むことへの重圧は相当だっただろう。ましてや広瀬は本作が声優初挑戦。だが、萎縮することなく「何をすればいいかわからないので、まずは台本を読み込んで。本番の3週間前くらいに模擬アフレコをやらせていただいて、声優さんたちに台本をどういう風に使っているのか見せていただいたんです」と自らアドバイスを求めたと明かす。「セリフの間合いなども、全部秒数が書いてあるんですよ。だから、私も家に帰ってからそれをずっと書き込みました」と“先輩”の教えを基に万全の準備で臨んだ。

勝地はアニメ「花とアリス殺人事件」や「UN-GO」など声優としても活躍するが、吹き替え声優は本作が初めて。「アニメをやった際の監督にご相談して、『英語の声を味方につけるといい』とアドバイスをもらったんですが、現場に行くまでは言葉の意味がいまいちわからなかった。でも、実際にアフレコをしたら、(セリフを話す)秒数だけでなく、抑揚をつけながら話す感覚がわかったような気がします」と声優として新たな境地に達したようだ。
作品の魅力については「人間ドラマがちゃんと描かれているということは伝えたいです」(勝地)と力を込める。「子どものころは戦隊ものを見ていましたが、コアなファンではない。それでも心が躍るんです。ヒーローになっていく過程が描かれるから、ヒーロー像も身近に感じられますし。歴史ある作品なので、親子で見に行ってほしいです。子どもが最初楽しんでいると思いきや、最終的に映画館を出るときは父親のほうが興奮しているみたいな」と期待を寄せる勝地に、広瀬も「それ、いいですね!」と目を細めた。
「パワーレンジャー」は、7月15日から全国公開。
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