フジコ・ヘミングのドキュメンタリーが2018年公開
2017年7月3日 18:00

[映画.com ニュース] 世界中にファンを持つピアニストのフジコ・ヘミングの軌跡と音楽、プライベートに切り込んだ初のドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」が2018年初夏公開する。
1999年の衝撃のデビューから20周年となる2019年に向けた記念映画として製作された本作は、パリ、ニューヨーク、アルゼンチン、ベルリン、そして京都と世界を巡るヘミングに密着し、ワールドツアーでの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らすプライベートに迫っていく。スウェーデン人の父との別離、母からの厳しいレッスン、ハーフへの差別、貧しい留学生活、聴力の喪失など苦難を乗り越え、どんな時も夢をあきらめなかったヘミングの人間性と音楽を見つめる。
ヘミングを追った小松荘一良監督は、「一音一音に込められた演奏者の想いに、僕たちは夢を見る。どんなジャンルの音楽も奏でるのは人間だ。だからこそ『音楽』は愚直に暖かい。数奇な運命に翻弄された孤高のピアニスト・フジコ・ヘミング。少女の様な純粋性と少年の様な痛快さで、彼女はアカデミックなクラシック界に新風を吹き込んだ。僕は彼女が持つチャーミングでファンタジックな魅力に惹かれている。今や時代はデジタルに支配されてしまった。だが、こんな時代だからアナログな感受性を彼女から学びたい。僕たちの大切な心や感情を守るために」とコメントしている。
「フジコ・ヘミングの時間」は、2018年初夏シネスイッチ銀座ほか全国公開。
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