桃井かおり、日本・ラトビア合作の主演映画公開にご機嫌「私が出ている映画はレア」
2017年6月24日 17:05

[映画.com ニュース] 女優の桃井かおりと俳優のイッセー尾形が6月24日、主演した日本・ラトビア合作映画「ふたりの旅路」の初日舞台挨拶を東京・渋谷のユーロスペースで行った。
桃井は、「私が最近出た映画は映画祭でしか見られないからレア。どれだけの映画が封切られずに終わるかって中で、(初日が)開けただけで本当にうれしい」とご機嫌。桃井とは3度目のタッグになるマーリス・マルティンソーンス監督も公開に合わせ来日し、「9年前の桃井かおりさんとの素敵な出会いに感謝している。今日は特別な日になった」と感慨深げに話した。
脚本もマルティンソーンス監督が手掛けたが、桃井は「マーリスがきっちり書いたけれど、ラトビア語で書いたものを英語にしてから日本語にしたから、もう訳が分からない。こういう映画になるといいなと想像して、それぞれが違った方向に走った結果、こういう映画になった」と冗談交じりに説明。尾形も、「サッカーの試合のように、その場でのアスリートのような感覚が大事な映画だったね」と応じた。
2人は映画では、昭和天皇・皇后両陛下を演じたロシア映画「太陽」以来11年ぶりの共演だが、その間も2人芝居を重ねてきており気心の知れた間柄。撮影はラトビアの首都リガと神戸で行われ、桃井は「カメラのプラン設定もきっちりあって、決められたカット割りはあるけれど、枠を壊さない程度に自由に動いた感じ」とあうんの呼吸を強調。尾形も、「見知らぬ街の石畳の上で、かおりさんと芝居ができた喜び。それ以上のものはない」と最大級の賛辞を送った。
マルティンソーンス監督も、「2人の会話のシーンも、どこまで発展するか任せた。僕は落ち着いて和やかな気持ちで見守っていた。この2人がいなければこの映画は成り立たなかった」と最敬礼。ほとんどのシーンを1テイクで撮り終えたそうだが、「モンタージュ(カットの組み合わせ)するのは僕だから、後でどうとでもなると思っていたからね」と話し、2人だけでなく会場全体を笑いに包んでいた。
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