真田広之がジャッジ!「ライフ」の地球外生命体と「リング」の貞子はどっちが怖い?
2017年6月13日 15:00
真田に加え、ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソンら人気スターが顔をそろえたSFホラー。火星で採取した地球外生命体の細胞を国際宇宙ステーション(ISS)内で極秘調査するために、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たちが、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ生命体に命をおびやかされるさまを描く。真田は、チーム一のベテランでシステム・エンジニアのショウ・ムラカミに扮している。
半年ぶりに日本に帰ってきたという真田は、会場に詰めかけたファンの視線を浴び「視線がぐさぐさきますね。うれしい痛みです」と笑顔満面。本作では「実際のISSをモデルに、ほぼ実寸大のものを作ったんです。ロンドンのスタジオをほぼ3つ使いましたね。ぜいたくこの上ない。グリーンスクリーンが一切なく、360度どこを見ても綿密に再現されていた」とスケール感がうかがえる撮影の舞台裏を明かす。無重量状態を再現するため「ハーネスを着込んだ役者をワイヤーでつるして、スタントチームが裏で操作し、また役者が自分で体重をコントロールした」とスタッフ・役者双方の陰ながらの努力があったと語った。
「撮影が始まると降りられない。僕も最長4時間つられっぱなしだった」と振り返り「初日の僕の動きを見てから、(ダニエル・エスピノーサ)監督は『マエストロ』と呼んでくださるようになった。監督が、ジェイク(・ギレンホール)やライアン(・レイノルズ)に、僕の飛んだ映像を研究しろと言ってくれたらしい。僕がリハーサルをやって確認して、そのあと1人ずつ呼んで(宙づりの撮影を)やっていったんです」と「宇宙ものは4度目」という経験を生かし、撮影では他の役者を率いる役割を務めたそうだ。
真田の代表作の1つ「リング」と関連付けて「(『リング』に登場する)貞子と地球外生命体、どっちが怖いか?」と質問が飛ぶと「そう来ましたか……」と苦笑い。「(貞子は)霊とはいえ、人間。出会うのも地に足のついた地球上。(地球外生命体は)何もわからず、地球から遠く離れたところで遭遇する。私の主観としては、『ライフ』の地球外生命体の方が怖いですね」と言葉を選びながら、真剣に答えていた。
「ライフ」は、7月8日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge