ザック・エフロン、新作で実在のシリアルキラーに
2017年6月6日 16:00
[映画.com ニュース] 人気俳優ザック・エフロンが、新作インディペンデント映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(原題)」で、シリアルキラー(連続殺人犯)の語源となった実在の凶悪犯テッド・バンディを演じることがわかった。
1946年に米バーモント州で生まれたバンディは、74年から78年にかけて30人以上の女性を強姦・殺害した。ハンサムで頭脳明晰なバンディの、あまりにも残忍非道な殺害方法は全米に大きな衝撃を与えた。89年にフロリダで死刑が執行され、42歳で死亡。シリアルキラーという言葉はバンディを表すために作られたと言われている。
米Indiewireによれば、映画は長年の恋人エリザベス・クレプファーの視点から見たバンディと、2人の歪んだ関係を描くようだ。ブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)に選出されたマイケル・ウァーウィの脚本をもとに、「Paradise Lost 3: Purgatory(原題)」(2011)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたジョー・バーリンジャーが監督。「ハート・ロッカー」「ダラス・バイヤーズクラブ」のボルテージ・ピクチャーズと、マイケル・コスティガンのコタ・フィルムズがプロデュースする。10月9日にクランクイン。
エフロンは、ドウェイン・ジョンソン共演で往年の人気テレビシリーズを映画化した「ベイウォッチ(原題)」が5月25日から全米公開される。また、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズと共演した新作ミュージカル「The Greatest Showman(原題)」が12月25日から全米公開の予定。