首骨折で“絶対安静”のボクサーが編み出した特訓法とは?「ビニー」本編映像公開
2017年5月17日 13:00

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、実在するアメリカ人プロボクサーの壮絶な復活劇を描く「ビニー 信じる男」の新たな公開日が、7月21日に決定。本編映像も公開され、主演のマイルズ・テラーの鬼気迫る演技が映し出されている。
交通事故で首を骨折し、ひん死の重傷を負ってしまった世界チャンピオンのビニー(テラー)が、マイク・タイソンを育て上げた伝説的トレーナー、ケビン(アーロン・エッカート)を猛説得して命がけで王座奪還を目指すさまを描く。「セッション」で知られるテラーが、体脂肪率を6パーセントにまで落として不屈のボクサーになりきり、「ダークナイト」「ハドソン川の奇跡」のエッカートが、約18キロもの増量に加えて頭をそり上げるなど過酷な肉体改造に挑んだ。
本編映像では、死の淵から舞い戻ったビニーが、“ハロ”と呼ばれる脊椎(せきつい)固定装置を装着した状態でトレーニングに励む姿が切り取られている。ハロは頭蓋骨にボルトで止められており、何かに触れると激痛を起こすため、ビニーは慎重に横たわり、バーベル上げに挑む。痛みに耐えながら「行け、持ち上げろ!」と自身を鼓舞し、何度も挑戦するさまがビニーの気持ちの強さを象徴している。熱演を見せているテラーは「ハロをつけると頭痛がするんだけど、1日中やらないといけなかったんだ。とんでもないことさ、頭にドリルで穴を開けて、あれを取り付けるって想像してみてよ」と苦労を告白した。
一方、ビニー本人も「よくこんな状態でトレーニングしていたなと。頭蓋骨に穴を開けて、折れた首を体につけた装具の先端にネジで固定しているけど、体に当たっちゃいけないんだ。どう見たって、かなりヤバいだろ」と振り返っている。
(C)BLEED FOR THIS, LLC 2016
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