「籠の中の乙女」女優マリア・ツォニさん遺体で発見 享年30歳
2017年5月10日 14:15

[映画.com ニュース] 不条理コメディ映画「籠の中の乙女」の女優マリア・ツォニさんが5月8日(現地時間)、ギリシャ・アテネにある自宅アパートで死去しているのが発見された。享年30歳だった。
米バラエティによれば、ツォニさんは息を引き取る前に救急車を呼んでいたと、地元紙Espressoが報じているという。米グリーク・レポーターでは、同じ女優だった親友によって発見されたと報道している。死因は明らかにされてないが、重度のうつに苦しんでいたようだ。
ツォニさんはパンクデュオのシンガーとしてキャリアをスタートさせた後、ギリシャのインディーズ映画に出演するようになった。ヨルゴス・ランティモス監督の「籠の中の乙女」では、外の世界から隔離され、両親から奇妙な教育を施される3兄妹の末っ子を演じた。同作は、第62回カンヌ国際映画祭ある視点部門で最優秀作品賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート、ツォニさん自身も共演のアンゲリキ・パプーリァとともにサラエボ映画祭の最優秀女優賞を受賞していた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)