ボストン爆弾テロ事件の捜査官“本人”が裏側を語る!「パトリオット・デイ」特別映像
2017年5月5日 15:00

[映画.com ニュース] ピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグが、「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」に続いてコンビを組み、2013年に発生した米ボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人逮捕までの102時間を描く「パトリオット・デイ」の特別映像が、公開された。
13年4月15日、毎年“パトリオット・デイ”(愛国者の日)に開催され、50万人の観衆を集めるボストンマラソンで爆弾テロが発生。現場に詳しい殺人課の刑事トミー(ウォールバーグ)やFBIのリック(ケビン・ベーコン)は、容疑者に浮上した“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”の捜索に奔走する。「キングコング 髑髏島の巨神」のジョン・グッドマン、「ラ・ラ・ランド」のJ・K・シモンズ、「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のミシェル・モナハンらが脇を固める。
公開された映像では、ボストン警察とFBIが衝突しながらも共同捜査を行い、犯人に迫っていく様子が描かれている。当時ボストン警察の警視総監だったエド・デイビス氏とFBIの特別捜査官リック・デローリエ氏本人が登場するほか、2人を演じたグッドマンとベーコンが解説を務めている。デイビス氏は「爆発の15分後にはすでに捜査に必要な証拠を集め始めていた。捜査はよいチームを作れるかで決まる」と語り、グッドマンは「献身的で品位ある仕事ぶりには脱帽だ」とたたえている。
一方、デローリエ氏は「我々はチームだが常に意見が一致していたわけではない。最善の決断を下すために、互いの見解をぶつけ合った」と回想。演じたベーコンは「リック(・デローリエ氏)は思っていたそうだよ。“緊迫した状況でぶつかるときもあるが、これぞチームだ”と。“チーム一丸となって戦う”が彼らのモットーだった」と補足している。
「パトリオット・デイ」は、6月9日から全国公開。
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