“お嬢様芸人”たかまつなな、「ノー・エスケープ」でトランプ政権の実態をつかんだ?
2017年5月2日 13:30

[映画.com ニュース]第89回アカデミー賞外国語映画賞メキシコ代表に選ばれたサバイバル劇「ノー・エスケープ 自由への国境」のトークイベント付き試写会が5月1日に都内で行われ、ゲストとして“お嬢様芸人”として活躍するたかまつななと漫画家・コラムニストの辛酸なめ子氏が登場した。
「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンが製作を手がけ、同作で共同脚本を担当したホナスが長編映画監督デビューを飾った本作。メキシコとアメリカの国境付近を舞台に、アメリカへ不法入国しようとした主人公モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と15人のメキシコ人が、謎の米国人サム(ジェフリー・ディーン・モーガン)に襲撃されて恐怖にたたき落とされるさまを描く。
たかまつは「今、アメリカで何が起こっているのか。(ドナルド・)トランプさんが(国境に)壁を作るというのがどういう意味なのか、見ればすぐにわかる。この映画を見て、知識が生ものになった。日本も他人事じゃないと思う。北朝鮮のことで、韓国からたくさん移民が来たらどうするのか。今の日本に(トランプ大統領のような)強いリーダーが現れたら、ついて行っちゃう人がいそう。近い将来、日本で起こっちゃうんじゃないかと思いながら見ました」と本作の世界情勢を予見したような内容に危機感を抱いた様子。「米国人からしたら、なんでこんなに人(移民)が来るんだよって、サムの方の気持ちになる。(モイセスとサム)両方正義なのが怖い」と神妙な面持ちで語った。
一方、辛酸氏は「サムはスカーフの巻き方が素敵。ただ、ひとりごとが多すぎる」「モイセスが帽子を拾うところに生命力を感じた」「怖いシーンが多いけれど、それと同じだけ自然の雄大な映像が楽しめる。地球が住みづらくなって火星に移住するという話が出ていますが、そのシミュレーションになるかもしれない」と独自の視点で語り、たかまつを困惑させていた。
また、慶應義塾大学の大学院に在学中のたかまつは、芦田愛菜が慶應義塾中等部に進学したことに触れ「あんなに演技も上手で美人な人が慶應に来る必要がない。クイズ番組とR-1ぐらんぷりはやめてほしい……」と戦々恐々としていた。
「ノー・エスケープ 自由への国境」は、5月5日から全国公開。
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