エドワード・ヤン「台北ストーリー」、フランス版宣伝用写真を入手!
2017年5月1日 17:00
(c) Droits reserve.[映画.com ニュース]「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」のエドワード・ヤン監督が、1985年に手がけた長編第2作で、日本では長らく未公開だった「台北ストーリー」4Kデジタルリストア版の劇場公開を記念し、日本に先駆け、4月に同作が公開されたフランスでの宣伝用ポスターと場面写真5枚を映画.comが入手した。
(c) Droits reserve.マーティン・スコセッシが設立したフィルム・ファウンデーションにより、主演を務めたホウ・シャオシェンの監修で4Kデジタル修復された。ヤン監督の生誕70年・没後10年にあたる今年は、香港、台湾の映画祭で相次いで特集上映が組まれ、回顧特集が展開されている。フランスでも、批評家や多くのメディアが絶賛。このほど公開された場面写真は、アジン役を演じた人気歌手ツァイ・チンが、大振りのサングラスに赤いシャツという装いで、濃紺の海をバックにたたずむ姿が印象的なカットなどが選ばれている。
舞台は80年代なかば、急激に変貌を遂げつつある大都市、台北。過去に囚われた男と、未来に想いを馳せる女のすれ違いが、変わりゆく台北の街並みに重ねられ、やがて思いもよらない結末を呼び込む。主人公のアリョン役を製作と脚本も担当したヤンの盟友ホウ・シャオシェンが演じた。ウー・ニェンチェン、クー・イーチェンら台湾の映画作家たちが俳優として出演し、ホウ作品の脚本を数多く手がけるチュウ・ティエンウェンが共同脚本を担当した。
フォトギャラリー
関連ニュース
「落下の王国 4Kデジタルリマスター」あらすじ・概要・評論まとめ ~旧作の新しさ、初めての感動と出会う幸運をぜひ掴んで欲しい~【おすすめの注目映画】
2025年11月20日 08:30
大阪アジアン映画祭の“いま”――20回目の節目から異例の“前倒し”開催へ、「大阪アジアンなら“観てみたい”」の期待に応え続けるということ【アジア映画コラム】
2025年8月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー