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岡田結実&エラ・バレンタイン“2人のアン”初対面に感激

2017年4月18日 13:30

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岡田結実(右)とエラ・バレンタイン
岡田結実(右)とエラ・バレンタイン

[映画.com ニュース]ルーシー・モード・モンゴメリー氏の名作児童文学を新たに映画化した「赤毛のアン」の日本語版版吹き替え収録報告会が4月18日、東京・千代田区の神楽座で行われ、主人公アンの吹き替え声優を務めた岡田結実が出席。さらに、サプライズゲストとしてアン役エラ・バレンタインも登場し、“2人のアン”が初対面を果たした。

1908年に出版され、100年以上もの間世界中で広く愛される物語を、モンゴメリー氏の孫であるケイト・マクドナルド・バトラーを製作総指揮に迎えて実写化。プリンス・エドワード島に住む年配のマシュウ&マリラ兄妹の家にやってきた赤毛の少女アンが、周囲の人々と交流し、時にはケンカもしながら、成長していく姿を描く。

舞台袖からバレンタインが現れると、岡田は体をのけぞらせ「え!? 嘘! 嘘ー!」。アンのトレードマークである麦わら帽子をプレゼントされると、「うわー嬉しい! 一生大切にしたいです」と満面の笑顔を浮かべ、「映画で見ていても、すごく素敵な方だという印象しかなくて、実際に会ってみるとスマイルが素敵。こんなに輝いている人が人生に現れるんだなと思った。間近で見れて嬉しい」と興奮の面持ちで語った。

一方のバレンタインも、「とても可愛らしい方。エネルギッシュで、アンのように部屋を明るくするようなエネルギーをお持ちだと思います」とニッコリ。日本語吹き替え版を見たそうで、「私がアンの役をいただいた時は本当に難しくて、演技をする時も苦労しました。それに、思っていた通りの理想の声の演技をあてていただいていた。アンの好奇心がひとつひとつのセリフに再現されていたので、嬉しく思います」と“日本のアン”を絶賛。本作が声優初挑戦であった岡田は、「泣きそうになりますね。不安でしかなかったので」と胸をなでおろしていた。

イベント終了後、取材に応じた岡田は、「母はニュースの発表を見て知って、父も兄も『大丈夫なのかよ』って感じだったので、不安なところに不安にさせないでくれと思いながらも……なんとか」と家族の反応を明かした。声優業に挑戦し、さらに活動の幅を広げているが、父・岡田圭右と比べると「同じ土俵に立てていないと思っている。絶対に越えられない壁がある」と最敬礼。だが直後に「最近は(父親が)無言で部屋にいる。どんどん置物化している」と暴露し、笑いを誘った。

赤毛のアン」は5月6日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

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