マット・デイモン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」には「人生の本質がある」
2017年4月11日 15:00
[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞に輝いた「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の特別映像が、公開された。本作のプロデューサーを務めたマット・デイモンが、作品の魅力を解説している。
「インターステラー」のケイシー・アフレック、「マリリン 7日間の恋」のミシェル・ウィリアムズが共演したヒューマンドラマ。ボストン郊外で便利屋として生計を立てる男リー(アフレック)が故郷へ舞い戻り、16歳の甥(おい)の面倒を見ながら過去の悲劇と向かい合っていく。「ギャング・オブ・ニューヨーク」の脚本家ケネス・ロナーガンがメガホンをとり、各地の映画賞で227部門ノミネート、108部門受賞を記録した。
当初、本作の監督・主演を務める予定だったマット・デイモンは、スケジュールの都合により古くから親交のあるロナーガンとアフレックのコンビに作品を託した。「これは、人々の心にずっと残る映画だ。力ある役者と脚本、演出によって、この映画は忘れられないものになった」と2人をはじめとする関係者たちを称賛し「16歳の甥の面倒を見るために故郷に戻る男のとても美しい物語だ。人物描写が緻密で、実在する人物のように思える。人生の本質がここにある」と思い入れたっぷりに語っている。
ある壮絶な過去を抱え、心を閉ざしたリーを繊細に演じ、オスカーに輝いたアフレックは「物語と登場人物の人生にすっかり引き込まれたよ。脚本がとてもよく練られていて、細部まで書き込まれている。この世代を代表する監督になるだろう」と監督・脚本を手がけたロナーガン監督の手腕を絶賛。本編映像も挿入されており、車のドアが開かず甥のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)が不平を言うシーンや、朝食の準備をする様子といった日常風景から、リーの元妻ランディ(ウィリアムズ)が心の傷をさらけ出すドラマチックなシーンまで、感情の機微をすくい取った本作の奥深さを感じ取られる内容となっている。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は、5月13日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー