自分の映画館がつくれる新サービス「popcorn」4月22日スタート
2017年4月11日 04:00

[映画.com ニュース] クラウドファンディンサービスを運営するMotionGalleryが、誰でも自分の映画館(マイクロシアター)をつくることができる新サービス「popcorn(ポップコーン)」(https://popcorn.theater)を、4月22日からスタートさせる。
popcornは、全国各地のカフェ、バー、書店、会社のオフィス、映画のロケ地など上映場所さえあれば、popcornサービスにログインし、見たい映画をストリーミングするだけで初期費用ゼロで上映会を開催することができる、世界初のサービス。入場者数に応じて上映料が発生する形で、権利処理されている作品を上映できる環境を構築し、これまで上映会を開催する際の課題を解消した。
また、権利元も作品データをpopcornに預けるだけで、その後の自主上映会ごとの問い合わせ対応、管理や作品のディスク発送などの手間がなく上映機会を生むことができる。上映会参加はオンラインでの事前決済を前提としているため、観客数がリアルタイムでオープンになり、非劇場上映でも映画館のように何人が鑑賞したのかがわかるようになっている。さらに、各会場で上映するだけでなく感想をシェアしたり、食事会を開くなど、映画をより「ライブ」として楽しむことができる。
MotionGalleryは2011年にスタートし、映画に関するクラウドファンディングだけでも600件以上の案件を扱っているが、資金調達に成功した作品が完成しても、その作品が充分に観客に届きづらい環境にあることが映画製作者の大きな課題になっていた。popcornがスタートすることで、資金調達だけでなく作品を見る人を増やすという形でのサポートも可能になった。運営は新たに立ち上げたポップコーンシアター(代表:大高健志、ナカムラケンタ)が行う。すでに全国各地のカフェや書店などから300件以上の問い合わせがあり、上映が予定されている。
なお、本格オープンを記念して、4月22日午後6時30分から全国数カ所で同時にオープニング上映を開催する。上映作品は「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」(配給:アップリンク、パルコ)。東京のカフェマメヒコ宇田川店では、上映前にサービスを発表し、上映後には全国の参加会場の観客を交えてのトークイベントも行われる。
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