R・スコット監督の誘拐映画にK・スペイシー&M・ウィリアムズ&M・ウォールバーグ
2017年4月7日 12:00

[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督が、1970年代に起こったジョン・ポール・ゲティ3世誘拐事件を映画化する新作「All the Money in the World(原題)」に、ケビン・スペイシー、ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグが出演交渉中であることがわかった。
デビッド・スカルパが執筆しブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)に選出された本作は、富豪一族の放とう息子ジョン・ポール・ゲティ3世が1973年、16歳のときに伊ローマで誘拐された事件を題材にしている。ゲティ3世の母ゲイル・ハリスは、息子の祖父で石油王のジョン・ポール・ゲティ・シニアに、脅迫状で指示された身代金1700万ドルを犯人に支払うよう懇願するが、祖父は支払えば14人いるほかの孫たちにも同様の危険が及ぶことを理由に拒否。すると、犯人グループからゲティ3世の右耳と髪の一部が送りつけられた。祖父は税控除の最大限度額220万ドルのみ支払いに応じ、70万ドルをゲティ3世の父である息子ジョン・ポール・ゲティ・ジュニアに利子付きで貸して、計290万ドルで犯人と交渉を成立させ、ゲティ3世は約半年ぶりに家族の元に戻った。
ゲティ3世の母ハリスは、夫ジョン・ポール・ゲティ・ジュニアと離婚しており、義理の父ジョン・ポール・ゲティ・シニアとは不仲だったと言われている。今年3月、ナタリー・ポートマンがハリス役候補と報じられたが、米ハリウッド・レポーターによれば、ウィリアムズが現在、同役を検討しているようだ。また、スペイシーはジョン・ポール・ゲティ・シニア役を、ウォールバーグはローマに赴く元CIA捜査官フレッチャー・チェイス役を演じると見られている。
スコット監督は、「プロメテウス」の続編「エイリアン コヴェナント」が5月19日から全米公開、9月日本公開される。また、製作総指揮を務める「ブレードランナー 2049」(ドゥニ・ビルヌーブ監督)が10月6日から全米公開、10月27日から日本公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ