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ビートたけし「破獄」撮入前の“缶詰め”エピソードに山田孝之&吉田羊が爆笑

2017年4月5日 17:00

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会見したビートたけし(中央)と 共演の山田孝之、吉田羊
会見したビートたけし(中央)と 共演の山田孝之、吉田羊

[映画.com ニュース] ビートたけし主演で吉村昭氏の傑作小説をドラマ化する「破獄」の完成披露試写会が4月5日、テレビ東京で行われ、たけしのほか、共演の山田孝之吉田羊が出席した。主演ドラマは3年ぶりとなるたけしは、「山田君も吉田さんも含め、共演者全員本当に芝居が上手い。自分の下手さがばれないようにしていましたね(笑)」と謙遜しながらも、「知らず知らずのうちに引っ張られてしまうドラマ。重厚なテイストが今の時代にあっているんじゃないかな」と作品の出来に自信をにじませていた。

読売文学賞を受賞した吉村氏の小説を、たけし出演作を数多く手がけた池端俊策の脚本、「白夜行」「神様のカルテ」の深川栄洋監督のメガホンでドラマ化。昭和17年の東京・網走刑務所を舞台に、たけし演じる看守・浦田進と、山田孝之扮する天才脱獄犯・佐久間清太郎の関係を通じて「命とは何か」「生きるとは何か」「人と人の絆とは」を問いかける。

雪国の看守役という役どころを演じたことから、たけしは撮影前に思わぬ事態に見舞われたという。「友人とゴルフをするためにオーストラリアに行ったんですが、『破獄』の撮影があることを思い出したんですよね。日光に当たって日焼けをしたら雪国の看守はできない」と泣く泣く楽しみにしていたゴルフを、数ホールで終えるはめになる爆笑エピソードに山田&吉田も大笑い。「その後はひたすらクリケットの試合を見ているだけで、本当に『破獄』のような缶詰め状態の日々。今まで参加した作品の中で一番思い出に残ったドラマになりました」と振り返っていた。

肉体トレーニングや津軽弁の習得に注力して演技に臨んだ山田。雪原を数分間に渡って駆け抜けるという過酷な撮影も体験していたようで「凍傷になってしまって、左手薬指の先がずっと感覚がないんですよね」と驚きの告白。「そんなに使わない指だからいいかなと思うんですけど…」と前置きすると、「これからもテレビ東京でやりたいことがまだまだあるんで、凍傷の件を訴えない代わりに、何かやらしてもらいたいです」と冗談交じりにアピールしていた。

浦田進の娘・浦田美代子役とナレーションを務めた吉田は、山田と同じくたけしと初共演。「役者同士が初めて共演する時の独特の空気感が、繊細な親子関係に上手くリンクしたと思います」とたけしとの共演シーンを振り返ると、続けて深川監督のナレーションへのこだわりを明かした。「最初は作品のトーンにのまれてしまい、低い声で喋っていたんです。ただ、深川監督は『あくまで客観的にしてほしい。羊さんの声を明るくすることで、物語を未来に連れていくことができる」と仰られていました。完成版を見て、確かにまとまりがよくなっているんです」と語っていた。

テレビ東京開局記念日ドラマ特別企画「破獄」は、4月12日の午後9時から放送。

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