森川葵主演でマンガボックス「恋と嘘」実写映画化！共演に北村匠海＆佐藤寛太

2014年8月に連載が開始され、コミックス既刊5巻の累計発行部数は90万部を突破。今夏にはアニメ版が放送される同名漫画を、「ReLIFE リライフ」の古澤健監督のメガホンで実写化する。政府が国民の遺伝子情報を分析・把握し、最良の結婚相手を決める「超・少子化対策法案」が施行された日本を舞台に、主人公が政府の決めた“最良”の結婚相手か、身近にいる“最高”の男性か、究極の選択を迫られる姿を描いた。

映画、ドラマと幅広く活躍する若手実力派・森川が、自由恋愛が許されない世界に生きるヒロイン・仁坂葵を演じる。性格が真逆のイケメン2人の間で揺れ動く役どころで、「恋は心でするもの、嘘は頭でするもの、そんな2つの気持ちが『と』で繋がれたタイトル『恋と嘘』。今回、この全く異なる2つの気持ちが1つの言葉にまとめられたこの映画でお芝居をしていくにあたり、常にこの恋と嘘という言葉を連れ回し、恋が見える時に嘘が、嘘が見える時に恋が、みなさんの目に映るように演じていけたらと思っています」と意気込んでいる。

さらに浜辺美波とともに主演した「君の膵臓をたべたい」の公開を控える北村は、葵に密かな恋心を抱く幼なじみ・司馬優翔役。今作を「純粋な世界にしっかりとした物語の軸があり、儚さや幸せなど様々な感情が交錯していくなかで、ラストの結末に涙しました」と語り、「森川葵さんや佐藤寛太さんと共演できることも楽しみですし、自分がこの作品に関われること、とても嬉しく感じます」とコメントを寄せた。一方の佐藤は、政府が決めた葵の結婚相手であるオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役に。「斬新な世界観で一筋縄ではない高校生の人間ドラマを、経験値豊かな同じ世代のキャストの皆さんでつくっていけるのを本当に嬉しく思います」と喜び、「人間関係に心のなかで距離をとって生きてきた蒼佑が、政府通知によって出会った葵と司馬によって成長していく繊細な部分を、うまく表現できたらと思います」と述べている。

原作者のムサヲ氏は、「ひと目見て『なんだこの透明感のある美少女は……!?』と度肝を抜かれた森川葵ちゃん主演で実写映画化！　嬉しいです!!」と歓喜。「政府通知という設定を生かしつつ、原作とは逆の女1人、男2人の三角関係を描いたアナザーストーリーということで、どんな話になるのか、原作者である私もとても楽しみにしています」と期待を込めている。

「恋と嘘」は、脚本を「ヒロイン失格」の吉田恵里香が執筆。今秋に全国公開を予定している。